LEDの修理が終わったので 脚が黒くなるTR 2SC710を交換しました。
他に メーターが振動するので 念のためメーターアンプとミューティング関連のTRも交換しました。
普通はQ4 5 7 8しか交換しませんが 9と10も交換しました。
これでメーターの振動が収まると思ったのですが、駄目でした。
原因は別のところにありました。
基板の不具合です、これを修理して メーターの振動も停止しました。
MW SW FM を調整しました。
ただ別のスピーカーが組み込まれている関係で 配線が長くなりキャビネットに入れるのに苦労しました。
動作確認して終了です。
これで返送したのですが、依頼主からMWが感度悪く 受信できない 中で何か外れているとの苦情ありました。
早速 送り返してもらったのですが・・・
送り返してもらうと こちらが発送したままの正常な状態です。
受信も正常にできます。
なお中で動くのはアンテナの動きでした。
アンテナは結構重さと長さがあるので 根元まで収納するとなんとなく 中で動いているように感じるのです。
これはそのような構造なので 我慢していただくしかありません。
感度の方も正常なのですが なかなか納得してもらえないので、念のためトランジスターQ6も交換することにしました。
このトランジスターは脚が金メッキで銀イオンは出さないので壊れにくいのです
そのため普通は交換しません。
同じ型名の増幅率が少し上のランクに交換しました。
Sメーターの動きはほとんど変わりません。
これで返送しました。
これで満足いただいたのですが、さて返送代を請求したら 逆に 向こうからの送料も負担しろと お怒りです。
理由は 不完全なものを送りつけたので当然と言うことらしい。
作成中
以下は先方の言い分
「中波の受信状況を確認出来る環境に無い。と、の事。
そもそもここが問題です」について
MWの受信感度を測定する設備が無い事はラジオ修理工房に記載済みです。 http://radiokobo.sakura.ne.jp/R/sale/repair.html それを承知で修理申し込みしたのでしょう。 さらに放送電波で充分感度は確認できると説明しています。 この種のバー(磁気)アンテナ付の中波受信機の試験は電波暗室が無いと無理です。 建物から準備する必要があるのです。 本当に素人は怖いですね。 |
基本的考え方 基板が固定されていないとか 感度が悪いとか文句を言う気持ちはわかりますが。 製造会社がサービスで修理しているわけではありません。 当然 思い違いもあるでしょう、そのため返送してもらった訳ですから。 ただ送り返されたラジオが問題ないと判ったら もう少し 具体的な症状を説明して、 お互い 誤解を解くべきと思います。 中で動くのも誤解と判ったでしょう、それに感度は最初に返送した時とほとんど変わりません。 これはメールで説明したとおりです。 引き続き ワールドボーイの修理をお断りしたのは、貴方の言葉の端はしに危険を感じたからです。 製造メーカーの責任で修理をしているのではありません。 貴方のご希望のやり方で修理してくれるところがあれば そちらに依頼してください。 いやな思いをしてまで 修理を引き受けるつもりはありません。 50年前の電気製品の修理で いきなり自分の思ったとおりで無いから 返送料も修理者の責任で負担すべきだとか の議論になりますかね。 なにか勘違いしているのではありませんか。 やり取りしたメールの内容をよく読んでください。 |
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