ナショナル R−45の修理
シャーシ 内部の様子です。
何度か修理されているらしく オリジナルの状態がわかりません。
先日 修理した同じナショナルのER−241とほぼ同時代なので 半固定バイアスとも思われましたが、
出力管のヒーター巻線の中点があるので 、普通のバイアス方式で復元しました。
後日 倉島さんより 半固定バイアスとの情報をいただきましたが、依頼主に返却済みで 対応できませんでした。
なお低周波チョークは2個直列で 中点よりバイアス電圧をとる方式とのこと。
最初は 1個が平滑で もう一つは出力管の負荷と思っていたのですが、これも外れでした。
なお 感度調整VRは中点アース方式でしたが、回路図では中点はカソードに接続されているので、
どうも交換されたのか 最初からこの方式だったのかは不明です。
なお このVRはスイッチ部分が壊れていて使えませんでした。




修復後のシャーシ内部
今回 交換した部品 この他 真空管57が駄目でそれも交換した。
2018年8月21日



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中津
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