東芝の100mAシリーズ、18FX6A−28RHV2−45MP21を使ったト
ランスレスラジオを作りました。
私の知っている東芝の100mAシリーズは、18FX6A、18FW6A、18FY6A、36AM3B、
60FX5、32ET5A、34GD5A、45MP21ですが、
ここに掲載していただいている「100mAシリーズ5球スーパー」で、18FX6A、
18FW6A、18FY6A、36AM3B、34GD5Aの
5球スーパーは作りましたので、今回は第2弾になります。
さて、この3本では、100Vに足りませんので、100オームの抵抗で調整してい
ます。東芝の100mAシリーズは現在入手困難で、
元箱入りで1セットは持っているのですが、誤配線でヒーターが切れたら怖いので、
中古品をもう1セット揃えてから製作しようと思い、
時間がかかってしまいました。ネットで入手した中古真空管の山に偶然28RHV2
と45MP21が入っていて、今回やっと完成する事が出来ました。回路図は元々、1965年3月「初歩のラジオ」の東芝ラジオ教室82
の物を参考にして作成しました。
ブックエンドにもなる縦長の小型のシャーシに組み込むコンセプトが気に入ってマネ
して作る事にしましたが、
この回路図はおかしな点が何点かあり、実態配線図と回路図にも違いがあります。修
正しながら完成したのですが、
発振がひどく、ノーコントロール状態でした。回路図を替えたり、配線の具合も修正
しましたがダメで、
以前、ラジオ工房の掲示板で竹内6EH7さんからいただいた標準的な回路図に、配
線を全部バラして作り直しました。
苦労しましたが、色々と実験する事が出来て、大変勉強になりました。最初の発振の
原因も何とか推測する事も出来ました。
100mAシリーズでラジオを作って見ると、私のラジオの中では感度が高くて、良
いMT管だなと思っています。
主要部品
バリコン アルプス B−27(新品)
IFT トリオ T−26(新品)
その他コイル等は中古
今も売られている古い使用部品
整流ダイオード 1S−96
40マイクロ×2電解コンデンサー
ゲルマダイオード 1N60(日立)
千葉県 西口
2007年10月10日
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