管理人の注
@この機種の真空管のみの試験器にSEM−20があり、原理は同じと思われます。
この回路はSEM−20エミッション式真空管試験器をご覧ください。
なお同社にはSGM−xxというGM試験方式のものもありますが、これは参考にしない方が無難です。
上の回路図(EM−601)は、理解できない部分がある。
A石川さんの書き込みから推定して、1mAのメーターが使われていたと思われるが、確証は無い。
B真空管によって、エミッション電流が違うので、シャント抵抗が電流計に入れられていたと思われる。
Cテスターでこれを代用すると内部抵抗の違いで、指示値が違ってくるようだ。
3月24日の管理人の書き込み
「電流計が1mAとすると、下記はおかしいです。
>TEST釦を押した状態(EM)時 2.3mA
この様な場合、おそらく測定レンジか、球が違うのでしょう。
試験表に記載の真空管で、指定した条件で確かめたらよいでしょう。」
http://www.globetown.net/~radio/bbsbox/15-3.html
その後の書き込みで、電流値が2.3mAになるのは指定した真空管で、指定した条件でも同じとの事でした。
こうなると電流計内部の抵抗値がテスターと一致しない事が原因の可能性が高いと思われます。
この場合 電流計の内部抵抗を推定する必要があります。
これは相当嫌らしいですね。
Dさらに この試験器の悩みは最後の仕上げ 校正が難しい事で、そう言う意味から言えば、GM試験器の方が楽。
(真空管の合否データーはメーカー独自の試験で決められていて、公表されていない)
2003年3月24日
2003年3月25日
2006年6月21日
radiokobo-all