三橋さんのRAJISAN MK−59の修理


先日、大井競馬場駐車場開催のフリーマーケットで100円で買った中国製の短波ラジオの
修理と改造を行いました。

まず、MK-59を知っていただく為に、YAHOO検索で「怪しいラジオMK-59」と検索して下さい。
最初に「MK-59」と出てるサイトが、MK-59の仕様と修理改造を行ったレポートが出ています。
これを見ていただいてから、私の投稿を見ていただければ話しが通り易いです。

修理した箇所
 音量ボリューム分解修理(ガリ)、音質ボリューム交換(ガリ 分解修理しましたが、ガリが
 完全に完治出来ませんでした)、バンド切り換えスイッチ分解修理(ガリ 接点清掃研磨)
 電源スイッチ/AFC/PA(改造後 照明へ転用)の3つのスイッチを分解 接点清掃研磨
 、ダイヤル糸交換(ある理由でダイヤル指針を外そうとしたら糸が切れてしまいました)。

改造した箇所
 ・短波は2つに分かれていて、短波1は外部アンテナ端子のみ、短波2はロッドアンテナのみと
  言う変な構成となっていて、短波1・2共々、ロッドアンテナと外部アンテナ共用出来る
  様に改造。
 ・ダイヤルライト/メーターライトが付いてなかったので、電球色高輝度LEDを2個使い、
  ダイヤル/メーターの各ライトを新たに取り付けました。
 ・中波のフェライトバーアンテナがジャイロアンテナとなっていますが、回し過ぎのストッパ
  ーが壊れていた為、回し過ぎてアンテナ線を断線させそうなので、バーアンテナを本体内部
  にある短波用バーアンテナに連結して、本体内部に内蔵させました。
 ・PA(拡声アンプ)機能が付いていたのですが、PA機能は不要なので機能を潰し、PA切り換え
  スイッチをダイヤル/メーターライトのスイッチへ転用改造しました。








ダイヤル/メーターの各ライトは、メーターの方は取り付けブラケットをタミヤのプラバンで
自作、ダイヤル目盛り板の方は、LEDを目盛り板に溝を掘って埋め込みました。
LEDをサンドペーパーで磨いて艶を無くし、発光を「散光」する様に加工して付けました。

スピーカーグリルが錆で塗装も剥げていたので、本体から脱着してスプレー塗料で塗装。
修理と改造後に調整しました。
参考にさせていただいた「怪しいラジオMK-59」の筆者も指摘されていましたが、ダイヤル
目盛りがいい加減で、全く合っておりません。
最初、指針がズレているのかと指針を外してずらそうとして糸が切れてしまい、余計な作業が
増えました。(のちに目盛りが適当に印刷された物と言う事を知る)
殆ど目盛りは使い物になりません、最初は目盛りの書き換えを検討したんですが、白文字の
インスタントレタリングが入手困難なのと、これ以上お金掛ける価値がない物とわかった為。

受信感度は、正直言って「かなり悪い」です。
調整である程度は持って行きましたが、国産の短波ラジオよりも下ですね。
東光RCLのIFのICやコイルなどが多用されていますが、基板の作りは粗雑です。
音質はまあまあいいです、大口径のスピーカーが入っているので。
周波数安定度もまあまあです、シグナルメーターはいい加減で、お飾り程度と考えられた
方がいいかと思います。

これをまともな金額で購入された方は、お気の毒だと切に思いました。
寝床で使うベットラジオとして使う事にしました。






写真1  メーターライトのLEDの自作ブラケットです。

      田宮模型のプラバン(プラスチック板)1.5mm厚の物を熱加工して作りました。

      本当はLEDを覆う様に傘屋根状に作ろうかと思いましたが、そんなに手を込めなくても

      いいと思い、安易な物になりました。

・写真2 周波数表示目盛り板に溝を掘って、LEDを埋めた写真です。

・基板処理前 外部アンテナ端子と内蔵ロッドアンテナを共用する為に、基板を細工しました。

・基板処理後 外部アンテナ端子より受信入力回路へ直流電流が流れ込まない様に、10PFのセラミックコンデンサーを

       直列に入れました、基板のパターンを一部カットと、部品挿入穴を開け、国内メーカ

製の短波ラジオの回路を真似て細工しました。

配線も追加しています。

・バーアンテナ連結部  短波用バーアンテナに中波用バーアンテナを「連結」しました。

            エポキシ樹脂系接着剤(2液混合型)でつけて、電工用絶縁テープで止めて

            あります。

            電気的には特に問題ありません、連結する事による感度低下等は特にありませんでした。

            中波用バーアンテナを支える為のブラケットホルダーを自作しました。

IFIC 東光RCLの「TK10311」が使われております。

       写真には出ておりませんが、低周波増幅パワーアンプにはNECの「μPC1213」が使われております。


2013年4月28日
2013年5月1日:238





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