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平成14年7月 ラジオ工房掲示板の記録

  

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Re:拾い物 投稿者:内尾  投稿日: 7月31日(水)16時00分17秒

5900の拾物とは羨ましい、良かったですね。
5900は電池の蓋が無いのが他機種に比べ多いです、構造的に不具合があるようです。
代用品を作りたいのですが、上手く行きません。

電子工作バイブル 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月31日(水)14時23分17秒

 内尾さん、OPTの二次側のアースの件、ご回答ありがとうございます。自分のラジオでも実験してみましたが、アースしたときとしないときの違いがよくわかりませんでした。
 話は変わりますが、「電子工作バイブル」を入手しました。近所の書店には並んでいなかったので、出版社へ直接注文しました。自作ラジオの新しいアイディアがいろいろ載っていて楽しい本ですね。ただ、一冊の本にたくさんの内容を盛り込みすぎて、全体としてまとまりがないように感じます。テーマを絞ってもう少し詳しく解説してもらえるとありがたいと思いました。
 ところで、この本を読むまで、「重畳」は、てっきり「じゅうじょう」と読むのだと思い込んでいました。ひとりでやっていると、こういう間違いになかなか気がつきません。ついでに言うと、内尾さんのホームページに出会うまで、「回路定数」の「定数」は「ていすう」と読むのだと思っていました。

拾い物 投稿者:ICF-5900  投稿日: 7月31日(水)13時30分36秒

ICF−5900を粗大ごみの日に拾いました。さっそく電源をいれると聴けるんです。電池フタとホイップアンテナが壊れているほかは、VRのガリX−TAL MARKERの不良が見受けれるだけでした。5900は学生のころとても欲しかったラジオなので大切にします。しかし、使える物でも何でも捨ててしまう世の中なんですね、おどろいています。

Re:PS-54の不思議  投稿者:内尾  投稿日: 7月31日(水)07時37分09秒

林さん
PS54の情報有難うございます。
同じ型名でバーアンテナの使用と未使用があるとは面白いですね。
アメリカ製のラジオはこれ以前からバーアンテナは使われていましたが、
日本製ラジオではこの頃から使われるようになったので、丁度切替時期だったのでしょうか。
現在では想像がつきませんが、
戦後5球スーパーを製作するのにコア材の入手が大変だったそうです。
ヴィンテージラジオの著者の田口さんの話だと、
これでスーパー受信機の製作を諦めた会社があったそうです。

Re:局型レス122号?  投稿者:内尾  投稿日: 7月31日(水)07時24分16秒

おはようございます。
122ではなくて123号だそうで、少し残念ですが、
逆にこのデザインで123号と言うのは珍品では。
部品取りにするには勿体無いと思います。
恐らく終戦直前か直後の貴重な生き残りと考えられます。

中津祇園祭り 投稿者:内尾  投稿日: 7月30日(火)17時46分59秒

皆さん今日は
小生 中津に帰省していました。
久しぶりに中津の祇園祭を見てきました。
お囃子を聞くと年はとっても若い頃を思い出して血が騒ぎます。
図書館で昔の祭りの写真の展示があり、小学生の自分を発見、
多少気持ちも若くなったかもしれません。
追伸@
TRYX2000の分解方法は掲示板で公表すると問題を起こしかねないので、
別途メールでやり方を連絡します。
(オークションに出てくるBCLラジオを見ると、無闇に修理方法を公表するのは避けたい)
Aアウトトランス2次側のアース。
これは理由は良くわかりません。

どもです 投稿者:おざき  投稿日: 7月29日(月)23時36分14秒

巽さん こんばんわ
やはり巽さんもNGでしたか・・・ダイヤルの根元あたりということで、もう少しよくみてみます。

Re.TRYX2000について 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月29日(月)20時16分03秒

失礼しました。巽です。
ENTERを早く押してしまったようです。

TRY-X2000ですが、私も分解に失敗した一人です。どうも、周波数ダイヤル根元近辺があやしいのですが、壊しそうであきらめました。

Re.TRYX2000について 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月29日(月)20時12分12秒

TRYX2000について

(無題) 投稿者:ひつじ  投稿日: 7月29日(月)14時44分10秒

夏休みの課題で、ラジオの分解をするコトになりました。
お力を貸していただけないでしょうか?

PS-54の不思議 投稿者:Koji HAYASHI  投稿日: 7月29日(月)11時21分39秒

遅ればせながら、PS-54の追加情報を。
実は、PS-54の2台目を5月に入手しました。私もPS-53とPS-54の違いが何かを考えて、
以前ホームページでPS-54はバーアンテナになったと紹介していたのですが、
このPS-54は、通常の筒型コイルがシャーシに鎮座していまして、シャーシの設計が違って
おりました。こちらがやや古く1953年1月頃と思われます。
結局、PS-53と54の違いは、初期の頃はキャビネットのサイズしかなかったのではと
今日この頃思っています。

TRYX2000について 投稿者:おざき  投稿日: 7月28日(日)21時25分33秒

みなさんこんにちわ 尾崎(どんぐり)です。
いきなりですが質問があります。
TRYX2000なのですが、フロントパネルのはずし方がわかりません。
もうすこしではずれそうなのですが、1箇所ねじ止めされているのかとれてくれません。
フロントパネルのはずし方をご存知の方 お手数ですがお教えいただけないでしょうか

内尾さん->おととい、大分にいってきました。台風の影響か、珍しいことにホーバーが空港までたどり着くことができず(強風&高波)、途中の住吉浜という砂浜に緊急上陸しました。空港までタクシーでなんとか東京行き最終便にたどり着くことができました。

Re:局型レス122号?  投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月27日(土)16時06分27秒

こんにちは。局型レス122号とおぼしきラジオ届いたのですが、実はシャープの局型レス123号でした。残念でした。キャビネットのデザインは122号に似ていたのですが、回路を見ると戦時型の様でした。でもM/SPもB37も断線しておらず、ラッキーです。何故か真空管はR1が2本付いているだけでした。R1は手持ちがあるけどV1の手持ちが無いので残念でした。まあ保守球として、当初の目的の高一コイルと豆コンの部品取りとして、キャビネットは虫食いも無く自作並四用に利用できそうです。良い買い物でした。ご報告まで。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


自作コイル 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月27日(土)10時07分23秒

 内尾さん、ありがとうございます。
 たしかに、私が自作する程度のレベルでは、市販のコイルでも自作のコイルでも性能はたいして変わりません。ただ、市販の並四コイルは使っている線が細いので、同じ物を作るのはちょっと大変そうです。私がコイルを自作するときは0.25〜0.3mm程度の線をよく使うのですが、それでさえ100回も巻くとヘトヘトになります。内尾さんのホームページには断線したトランスやコイルを巻直す話がよく出てきますが、いつもすごいなあと思って見ています。細い線を何千回も巻くなんて、不器用な私にはとても真似ができません。
 もうひとつ市販のコイルが便利な点は、こうやって内尾さんに実験結果を報告するときです。自作コイルの場合は「直径何ミリのボビンに何ミリの線を何回巻いて・・・」と、くどくど説明しなきゃなりませんが、市販のコイルなら「どこそこの並四コイル」とひとこと言えば通じるので楽です。
 ところで、ひとつ質問があります。KDSのホームページに出てくるラジオの多くは、出力トランスの二次側(スピーカー端子)の片方がシャーシにアースされています。よそでも時々こういう回路を見かけます(内尾さんのホームページで言えばアービンの4球スーパーなど)。これは何のためですか。

有難うございました。 投稿者:佐藤雅仁(かなりやのお宿)  投稿日: 7月27日(土)09時42分14秒

内尾様・加藤様・大野様・酒井様をはじめ皆様のおかげでGT管ラジオの勉強が出来ました。
懸案の品番も分かり喜んでおります。当方のもう一台のGT管ラジオもPS−54のようで
(バーアンテナ付き)53と54の区別もつけられました。有難うございました!!

Re:本 投稿者:内尾  投稿日: 7月26日(金)21時13分11秒

橋本さんKDSのホームページは見ていないので不明ですが、
多分同じ商品が売られていると思います。
どうもこの本は以前別の本に連載したものをまとめたもののようです。
なお並四コイルは自作すると面白いと思います。
NHKのラジオ技術教科書などに作り方が載っていたと思います。

Re:相変わらず正体不明??  投稿者:内尾  投稿日: 7月26日(金)21時08分34秒

大野さん今日は
確かにDX-330が28年10月調査(12月号)のリストにありました。
見落としです、佐藤さん失礼しました。
月賦販売用(月賦販売価格 13,500円)

Re:相変わらず正体不明?? 投稿者:大野  投稿日: 7月26日(金)20時46分33秒

皆様、こんばんは。佐藤さんの正体不明?ラジオ、
もしかして解決済みで、蛇足かもしれませんが・・・

たぶん同型と思われる松下53年製のラジオを持っております、
一年ほど前にオークションで3000円ほどで入手しました
ボロ(出品者の方、ごめんなさい)で、飾ってもおけずしま
い込んでますが、張り紙がかろうじて残っておりました。
型名はDX−330です。

林様のHPのDX−370はmT管ですので、
そのシリーズなのかなと思っていましたが、確かケースの写真が
なかったような気がします(今回確かめてません)

ちなみに、PS53の回路図はRC−95W(b)、PS54の
回路図はRC−95W(c)、DX−330はRC−103(B)
(何故かBは大文字)の表示がありますが、回路は素人で詳しく
比べてはいません。お役にたてばと思います。

 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月26日(金)18時48分26秒

 内尾さん、情報ありがとうございます。「受信用真空管ハンドブック」という本のことは初めて知りました。面白そうですね。いつか読んでみたいです。最近発行されたラジオの解説書を見ると、巻末の「参考文献」の欄に面白そうなタイトルの本がたくさん並んでいて興味をそそります。ほとんどは昭和20年代末から,40年代初めにかけて発行された本です。今となっては、特別なルートでしか手に入らないのでしょうね。
 本といえば、内尾さんがお買いになったという「電子工作バイブル」にも興味があります。KDSのホームページを見ると、真空管ラジオが7種紹介されていますが、本に載っているのもこれと同じものですか。
 ところで、KDS製の並四コイルは一次側と二次側のE端子が独立しているとのこと、これならいろいろイタズラができそうです。ひとつ買ってみようかな。

Re:初心者の立場  投稿者:内尾  投稿日: 7月26日(金)17時33分06秒

橋本さんご苦労様です。
色々な人と接触して、知識を殖やすのは良いですね。
変わった回路に興味があるようでしたら、
無線と実験昭和26年1月〜3月の付録が面白いです。
「受信用真空管ハンドブック」です。
これはまとめて普通の本としても発行されたので、大きな図書館にはあると思います。
例えば6C6の応用として約40種類の回路図がついています。
普通の使い方から、出力、整流まで。
見るだけで、何か組み立てた気分が味わえます。
26年1月がST管 残りはGTとmT管。

初心者の立場 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月26日(金)14時39分49秒

 内尾さん、皆さん、ご意見ありがとうございます。(私がお礼を言う筋合いじゃないかもしれませんが)。
 岡本さんの返事はかなり挑発的な文面だったので、売り言葉に買い言葉的な雰囲気になってしまうのではないかと心配しましたが、皆さんが「大人の対応」をしてくださったのでホッとしました。
 私は以前、岡本さんにあてた手紙の中で、「初心者向けのラジオ工作の本は書き方が不親切だ」と言ったことがあります。そのときも今回と同じような調子で罵倒されました。「うるさい! 素人は黙ってろ」ってな感じでした。その反面、ラジオ部品を注文すると、たとえ少額でも非常に丁寧に、かつ良心的に対応してくれます。岡本さんはそういう人です。
 私のような初心者にとっては、内尾さんのホームページと同様、岡本さんの製作記事も貴重な情報源です。皆さんはベテランですから、「岡本の記事には見るべきものは何もない」とおっしゃるかもしれません。確かに回路図は見にくいし、文章の書き方も押し付けがましく、読んでいて疲れます。内容も大半は古いラジオ雑誌の製作記事の焼き直しです。しかしそんな中でも、たとえば、馬力のある高周波増幅管でグリッド検波して直接スピーカーを鳴らすラジオとか、高一ラジオで再生をかける際、検波管のプレートからRF管の入力側まで戻すやり方、はたまた鉱石検波器にバイアスをかける方法など、私は岡本さんの記事を読んで初めて知りました。

Re:相変わらず正体不明。 投稿者:加藤  投稿日: 7月26日(金)12時58分12秒

加藤です。
今日は私の会社は全社休業日でお休みです。
しかし、暑いですね。札幌も30度を越えてきました。
当然、エアコンはありません。

さて、PS−53とPS−54ですが、PS−53は依頼があって修理したことがあり、
PS−54は所有しています。回路的な違いはほとんどありません。
PS−54はバーアンテナ、PS−53は普通のコイルです。
製造年は両方とも28年でした。
PS−53はキャビネットの構造が複雑で、組立に時間がかかったようです。
PS−54は簡略化されて、作業性が向上していました。
でも、値段は1000円高くなっているようです。

佐藤さんのお持ちのラジオはずいぶん前に同じ物を見たことがありますが、
型式が分かりません。昭和28年のカタログにはありませんでした。

Re:局型レス122号? 投稿者:内尾  投稿日: 7月26日(金)12時50分59秒

近藤さん良い買い物ですね。
確かに122号のようです。
骨董市で買っても1万円以下では難しいです。
小生も2〜3台あるはずなのですが、ラジオの下積で見つかりません。
このラジオに使ってあるB49がなかなかありません。
切れていなければ良いのですが。

局型レス122号? 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月26日(金)12時38分23秒

いつもお騒がせしてます。こんにちは。おやおや、回路図には寄生素子も記述しなくてはいけない規格だったんでしょうかね?大変な事ですね。印刷されて渡されても困るのでやめておきます。さて、部品取り用で1000円の格安で落札したラジオ、安定抵抗管らしき物もあるし、4球で外観を良く見てみるとあの局型レス122号に似ているではありませんか?もしそうなら超掘り出し物なんでしょうが!届く前に写真掲載してみました。どちらにせよ、戦中〜戦後のST管レス機らしいのですが、はたして修復か?それともやっぱり部品取りか、楽しみです。どちらにせよ超お買い得ですかねぇ?
編集済

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


PS-53について 投稿者:酒井  投稿日: 7月26日(金)11時43分58秒

当方縁あってPS-53を入手したのですが、PS-54との違いは、バーアンテナではなく
通常の5ス コイルを使っていること、ケースの形状が直方体(出っ張りがない)で
あること位と思います。 佐藤さんのGTラジオとは違う(シャーシはよく似ていますが)
 形状です。

 自分の持っている松下ラジオでは6M-410が一番形は似ていますが55年製ですので
少々新しすぎですし、mTラジオですので…。


Re:相変わらず正体不明。  投稿者:内尾  投稿日: 7月26日(金)09時46分12秒

佐藤さんおはようございます。
追加と整理情報です。
@電波科学の昭和28年9月号と12月号に8月、10月調査の販売機種一覧があります。
これにはGTレスはPS53 54の2つしかありません。
月賦販売用も書いてあります。
実は小生この両機種同じ物と思っていました。
違いが良くわかりません。
A27年の卸商報にはPS51 52がありますがmT管と書いてあります。
GTレスはありません。
でも誤植とも考えられるので、絶対ではありません。
なお卸商報ですので、月賦販売は別ルートの可能性が高いです。
書いてなくても製品が存在した可能性はあります。
B写真で見る限り回路方式は53より古そうです。
理由はループアンテナを使っていることです。
これは決め手ではありませんが、重要参考点です。
C28年9月(創刊号)〜29年12月の電波技術誌の新製品紹介欄には記載ありません。
他の雑誌も27年末頃からみましたが気がつきません。
加藤さんの言われた製造年月日の推定は上記に一致すると思います。
ただ何故28年8月調査で記載無いのか不明です。

当時のアサヒグラフ等の広告が参考になると思います。

Re:岡本さんの言い分 投稿者:内尾  投稿日: 7月26日(金)07時12分59秒

おはようございます。
橋本さんお手数かけました、本来小生がやるべきでしょうが面識が無いので。
本人の意見はよくわかりました、余計なお節介だったようですね。
補足
不思議と書いたのは今まで見たことも無いような回路図だと言うことです。
(多くの人が誤解しやすいと言った方が良かったかな)
真空管ラジオの回路図は随分沢山見てきましたが、このような例は知りません。
「ラジオ工房」のようなマイナーなものでなく老舗のラジオ技術誌ですから、
多くの人が誤解しないような回路図の書き方がしてほしいとの願望です。
回路図の書き方で工夫がしてあることは別途書いてあるように素晴らしいと思います。
規格で云々しているのではありません、この部分誤解の無いように。
ただ親切余って蛇足がついていると思います。
よろしくお伝えください。
小生が言いたいことは皆さんの意見に含まれていますので、これにて。

前回の投稿ですが・・・。 投稿者:池内  投稿日: 7月26日(金)00時27分45秒

すみません。前回の投稿での並三ラジオの解析というページですが、著者は別人のようです。
ちなみに、回路の著者が言っているのかと勘違いしてしまったので、反発気味と書きましたが良く読んだらこの記事を見た人が不思議に思った点のようです。
やっぱり、だれが見ても変な回路図だということで・・・。
並三ラジオの解析の著者の方へお詫び申し上げます。

例の回路図ですが・・・。 投稿者:池内  投稿日: 7月25日(木)23時55分07秒

加藤さん、こんばんは。

例の回路ですが、岡本氏自身のHPか分かりませんが、並三ラジオの解析というページがあり、この中でも何故それがいけないのかと少々反発気味です。
加藤様の仰るとおり、等価回路なら話は分かりますが、明らかに回路として書かれているのでやはり疑問です。べつに個人をどうこう言う訳ではないですが、多少拗ねた感じさえ覗えます。
実際、この手の問いかけが多かったと思いますよ。
まー、この話はこんなとこにしときましょうか。。議論しても仕方ないですからね。

Re:岡本さんの言い分 投稿者:加藤  投稿日: 7月25日(木)23時41分51秒

加藤です。こんばんは。

困ったものですね・・・。
ここにもプロの設計者の方がたくさんいると思いますが、10人に見せたら
ほぼ全員が「何でここに抵抗を入れるの」とか、
「こんな変な値のヒューズ抵抗入れろってか?」等と言うと思います。(笑)
岡本さんはこの掲示板を見ていないかも知れませんが、回路図記号と等価回路は違います。

表現の自由は確かにあるかも知れません。
部品をどの辺に書くかは回路図を書く人の自由でしょうね。
ただ、回路図の中に等価回路を混ぜたら、それは不適切な回路図として問題になります。
科学や数学では誤りは誤りで、表現の自由は関係ありません。
IEC規格に準拠するなら、回路図の記号を全てIECに合わせて欲しいものですが。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作 投稿者:太田  投稿日: 7月25日(木)22時19分25秒

加藤さんこんばんは。
> 電灯線アンテナの場合は、普通アンテナ端子を220p程度のコンデンサを2個
> シリーズにしてACに接続した方が良くありませんか。
おっしゃるとおりです。二重絶縁(強化絶縁)の考え方からしても、この方法は理にかなった
やりかたです。ヨーロッパの安全規格に適合する二重絶縁がまさにこの方式を適用しており、
クラスY1適合のコンデンサを2個直列に接続して、1次-2次間に挿入することを認めております
(クラスY2コンデンサであれば1個でもOK)。加藤さんは安全規格、電源ノイズ等に精通して
おられる方とお見受けいたしました.今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。

相変わらず正体不明。 投稿者:佐藤雅仁(かなりやのお宿)  投稿日: 7月25日(木)22時06分02秒

「日本の古いラジオ」の林様がPS−54を所有していたのを思い出しメールを差し上げたところ
早速丁寧な返事を頂きました。林様も「不明」とのことでしたすが年代を推定できる貴重なご意見
を頂戴致しました。(以下林様の返信文)

私の手元にある松下のGT管ラジオはPS-54です。
ヒントは回路図にある番号,
私のものにはRC-95W(b)と書いてあります。
95よりも大きい数字ならPS-54より後,
1953年末から1954年と
なります。この場合,PS-55というものが
あったならそのような名前になるかも。
1954年からAXやらBXやらの名前に
なると思います。
私が持っているミニアチュア管ラジオは
1954年製はDX-370という名前になっています。

早速回路図を見てみたところRC−103W(b)になっておりました。
と言う事はPS−54より後期のラジオと言う事になります。


Re:岡本さんの言い分 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月25日(木)20時44分31秒

皆様こんばんは。しばらく静観しておりましたが、私も一言。
この岡本氏なる方は、技術者と言うよりも、文屋に近い感覚の持ち主と見ました。メディアを自分の実績を示す手段として利用する方々にこのような反論をする人をよく見かけます。技術者としての良心を疑いますね。(私も技術屋の端くれですので)
もっと謙虚になって欲しいです。この文面からは、「俺が自分の記事を書いて何が悪い」「広げたものがちだ」という意識が異常につよく感じ取れます。
このような場合、公の場で論破するか、無視を呼びかけるしかありません。

Re:岡本さんの言い分  投稿者:池内  投稿日: 7月25日(木)17時58分23秒

皆様、ご無沙汰してます。

なかなかアグレッシブなお答えですね。
実際問題として、不具合が発生しているのだから、改めるのが自然だと思います。
表現の自由と言っても、回路図の様に、表現にしてそれが全てに近いものはなるべく標準的な書き方をする物です。もしも、規格で書いているのなら内尾さんが以前に言っておられたように、トランス等の内部抵抗やインピーダンスとして表記したい物は、点線で囲うなり、注釈が必要です。
だから、電気の知識があるひとでも間違えるような回路の書き方は間違いとまでは言いませんが改めるべきです。(トランスやコイルに抵抗があるのは当然で、周波数によってもインピーはかわるんですから。)
以前、ヨーロッパの技術者の書いたディジタル回路を修正したことがありますが、正論理なのか負論理なのかよーーーっく見ないと分からないものがありました。JISやMILで決められた事以外の書き方はやはり混乱の元ですね。でも、ちゃんと動作するんですよ。只、書き方が悪いだけなんです。。
何れにせよ、あの書き方は必要無いですね。だって、その周辺の抵抗やコンデンサの乗数そのものの意味がなくなってしまうぢゃないですか。。

岡本氏の主張 投稿者:とおりすがり  投稿日: 7月25日(木)16時48分42秒

語るに落ちるとはこのことで。
 表現の自由を標榜しながら、規格によって批判せよとは…。
  IEC云々も本件には無関係。
 ニワトリを3本足に描くのは表現の自由ですが、3本足であると
 信じた人にはどう答えるのでしょうね?
  ラジオ技術も同人誌なのでしょう。

岡本さんの言い分 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月25日(木)15時17分15秒

 このところラジオ技術誌連載の真空管ラジオの製作記事のことが何かと話題になっています。特に回路図の表記方法について、内尾さんは「著者の意図が知りたい」とおっしゃっていました。そこで、先月下旬、内尾さんのホームページの中の「何故でしょう」と題された一文を印刷して、記事の著者(岡本薫さん)に送り、「インターネットにこういうものが出ているがどう思うか」と問うてみました。
 きょう、その返事(ハガキ)が届きましたので、下に原文のまま記します。こういうものは本来は内尾さんに個人的にメールでお知らせするべきなのかもしれませんが、当方のパソコンが不調でそれがかないませんのでこちらに投稿させていただきます。
 なお、内容が不適切と判断された場合は、この投稿を掲示板から削除してくださって結構です。

  橋本剛様
 本日(7/23)、長い海外出稼ぎの末帰国致しました。
 御手紙の件ですが、余りにも悪あがきな事にて問題外であります。
 現在のJIS規格のシンボルも我々の努力によりIEC規格に変更されております。ラジオ工房ちゃんの云う事には、ルール(規格)について全く触れておりません!!! 規格では彼の云っている「不思議」は全く問題になりません! 禁止されておりませんので・・・。それに日本は表現の自由(限度内において)がありますので・・・。
 あくまで主張されるのでしたら、「これが正しい回路図だ!」と云う記事を友誌MJに載せるように言ってあげてください。
 もう一つ、如何なるルール(規格)により「不思議」なのか明言をもらって下さい。
  謝謝

Re:GT管ラジオの件 投稿者:内尾  投稿日: 7月25日(木)11時19分00秒

佐藤さん今日は
/Mタイプの真空管とするとやはりPS−53 54とほぼ同じ時期ですね。
昭和27年の卸商報には
PS−51 52と言うラジオもあるのですが、これはmT管使用のようです。
松下はこの当時月賦販売用に違う系列のラジオを出していたので、
(定価の割高感を消すために外観の異なるラジオを出していた)
あるいはこのラジオは月賦販売用?。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作 投稿者:内尾  投稿日: 7月25日(木)07時05分26秒

おはようございます。
例のコンデンサーの件、メーカーによって入れているものと無いものがありますね。
電灯線アンテナを利用する場合このコンデンサーを入れると安定することが多いです。
特に3ペン(ペントード3球ラジオ)には効果的でした。
電灯線アンテナの場合、
電灯線→トランス→シャーシ→ANTコイルのE端子→ANTコイルのA端子→アンテナ線
のルートで電流が流れます。
トランス→シャーシ間の静電容量で電流が流れるわけですが、
コンデンサーを入れるとこの部分の容量が安定するのか、効果があります。
(正規にアンテナとアースをつければ話は別ですが、現在アースを使うことはほとんど無いので)
雑音対策用には効果がある場合と反対の場合を経験しました。

Re:情報をお教えいただけると・ 投稿者:内尾  投稿日: 7月24日(水)09時39分47秒

佐藤さん加藤さんおはようございます。
早速ホームページ拝見しました。
このラジオどこかで見たことがあるのですが、思い出せません。
昭和28年8月頃発売されていたラジオのリストにはPS53と54しかありません。
53が松下のGT管レスラジオの1号機と思っていたのですが、
もしかしたらこちらの方が早いのでしょうか?。
GT管は松下独自の35Z5GT/Mタイプでしょうか?。
電波科学と無線と実験の新製品紹介欄をざっと見ましたが記載ありませんでした。
もう少し捜してみます。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作 投稿者:加藤  投稿日: 7月25日(木)00時02分08秒

太田 様
こんばんは。ホームページ時々拝見しています。

電灯線アンテナの件、確かにあの場所にコンデンサを入れると感度アップしますよね。
ただ、コンセントを逆さに挿すとNGの場合ありです。(当然ですが)
しかし、電灯線アンテナの場合は、普通アンテナ端子を220p程度のコンデンサを2個
シリーズにしてACに接続した方が良くありませんか。
あの記事のコンデンサの意図するところは雑音防止と見ましたが・・・。

最近はスイッチング電源が多くて、私の家では電灯線アンテナはNGです。
1軒屋で本州に比べると敷地も広く、恵まれた環境だと思うのですが、
パソコンとFAX、DVD-RAMが妨害源です。

GT管ラジオの件 投稿者:佐藤雅仁(かなりやのお宿)  投稿日: 7月24日(水)22時41分18秒

内尾様、お手数かけます。真空管は35L6がTEN製に換装されています。35Z5もGTのみです。他3球はGT/Mです。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作 投稿者:太田  投稿日: 7月24日(水)20時52分18秒

こんばんは。0.005uFのコンデンサの件に関してです。確かに加藤さんのおっしゃられるようにXキャパシタ(アクロス・コンとかアクロス・ザ・ラインと呼ばれていることもあります)やYキャパシタ(ラインバイパスともいいます)は最近のスイッチング電源やディジタル機器にはなくてはならないもののようで、その目的は機器内ノイズの外部への漏洩防止と外部からのノイズの減衰です。ただし、昔の真空管ラジオについているコンデンサ(1次側からシャーシに接続されているコンデンサ)の目的はノイズ除去ではなく、ラジオの感度アップが目的なのではと思います。アンテナで拾った電波を信号としてアンテナコイルに効率よく流すにはアースが必要になりますが、このコンデンサがあると、アンテナ>同調コイル>シャーシ>コンデンサ>電灯線(電灯線は片側がアースされている)というように信号が流れます。したがってラジオのアース端子を接続できない環境にあっても、よりよくラジオが受信できるのです。また、逆にアンテナを張れない場合、ラジオのアンテナ端子を接地することにより、電灯線に乗った信号がコンデンサ>シャーシ>コイル>アンテナ端子>大地という経路で流れて、より効率よく受信できるのです。後者の方法は40年程前私の実家で実践していた方法です。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7804/


Re:情報をお教えいただけると・ 投稿者:内尾  投稿日: 7月24日(水)09時39分47秒

佐藤さん加藤さんおはようございます。
早速ホームページ拝見しました。
このラジオどこかで見たことがあるのですが、思い出せません。
昭和28年8月頃発売されていたラジオのリストにはPS53と54しかありません。
53が松下のGT管レスラジオの1号機と思っていたのですが、
もしかしたらこちらの方が早いのでしょうか?。
GT管は松下独自の35Z5GT/Mタイプでしょうか?。
電波科学と無線と実験の新製品紹介欄をざっと見ましたが記載ありませんでした。
もう少し捜してみます。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作_2  投稿者:内尾  投稿日: 7月24日(水)09時31分16秒

馬場さんおはようございます。
ケミコンテスターは直接電灯線に接続されていますので、十分注意して使ってください。
(絶縁トランスを入れるのが良いのですが)
3連バリコン使用の高2ですが、著者も書いてあるようにVRを上げると発振するようです。
この為 増幅度を落として使っているわけで、同じ周波数で増幅度を稼ぐのは難しいです。
自分で実験したことが無いので何ともいえませんが、
恐らく期待した性能を出すのは困難でしょう。
戦前日本ビクターで高2を出していたので、配置などは参考になると思います。
なお発振したら、バリコンの仕切り板を上下左右ブリキなどで延長して、
各セクションの結合を弱めたら多少効果があるかもしれません。
(高2用バリコンはこの対策がされています)
なおトラッキング調整は充分やったほうが良いでしょう。
3連バリコンなので調整が狂うと感度が落ちます。

組み立て終わったら写真を是非見せてください。

ラジオ技術の真空管ラジオの製作_2 投稿者:馬場 哲夫  投稿日: 7月24日(水)06時32分07秒

内尾様 加藤様
おはようございます。
早速のアドバイスありがとうございます。
小生今年還暦を迎えました。最近ST管ラジオに郷愁を憶え、オークションでST管ラジオを落札しては修理、分解、組み直し等をし楽しんでいます。
内尾様のHPが大変参考になります。
ケミコンのテスター兼ケミコン回復機も作り活用しています。

バリコンがスーパー用と高1が違うこと又Yキャパシタのこと初めて知りました。
勉強になります。
例のラジオは完成させ、その結果を報告いたします。
色々とトラブリそうです。
その節は宜しくお願いします。


情報有難うございます。 投稿者:佐藤雅仁(かなりやのお宿)  投稿日: 7月24日(水)00時39分00秒

加藤様、情報ありがとうございます。早速調べましたらIFTはまだ確認出来ませんが、
OPTに08539の数字確認しました。と言う事は1953(昭和28年)製と言う事ですね。
GT管ラジオは27-8年頃までと言う事でしょうか。あと品番が解るとうれしいのですが・・・

Re:情報をお教えいただけると・・・ 投稿者:加藤  投稿日: 7月24日(水)00時09分09秒

こんばんは。

オークションでゲットしましたね。(笑)
そのラジオは私も虎視眈々と狙っていましたが、高くなったので手が出ませんでした。
その前に、戦前のスーパーらしきセットを落札しましたので。

さて、年代の見方ですが、松下のラジオは簡単に分かります。
スピーカー、IFT、OPTに製造密番があります。
例えばIFTに06532、とあれば、06月53年−2ライン?ということです。
同じく、OPTなどにも08531などとあるはずです。
共通の2桁数字が、西暦の下2ケタです。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作 投稿者:加藤  投稿日: 7月24日(水)00時02分20秒

馬場様、内尾様、こんばんは。

0.005のコンデンサですが、これをYキャパシタと言います。
機器から発生するコモンモードノイズを除去するのが目的です。
もちろん、電源ラインから進入するコモンモードノイズにも効きます。

では必要かというと、ラジオではほぼ間違いなく不要です。
一般にトランスを使用する機器からは、ほとんどコモンモードノイズは
あまり発生しません。入れても470pF程度で十分だと思います。
また、コンデンサはノイズを拾います。入れるとかえってスーパーのIFや
再生による再放射を拾って、電源ラインにばらまくこともあり得ます。

メーカー製の機器では、疑似電源回路網とスペクトラムアナライザ、電界強度計を
使用してシールドルームで測定、526.5KHz〜30MHzのコモンモードノイズが52dB以下に
なるように、Yキャパシタその他の対策を行います。それほど難しい物なのです。
従って、安易に大容量のコンデンサを入れてはいけません。

大容量のコンデンサを入れると、漏洩電流が大きくなり、さわった場合の感電や
アースした場合の漏電を招きます。
また、使用するコンデンサはYキャパシタとして使える安全規格適合品が必要です。
普通のAC125V用コンデンサを入れると、時間の問題で壊れて事故を起こす事があります。

・・・長くなりましたが、記事の問題点は、

・Yキャパシタを理解していない。
・Yキャパシタを付けたのに、Xキャパシタが付いていない。
・使用するコンデンサの品種指示がない。

ということでしょう。
ラジオの回路については多々疑問がありますが、内尾さんが詳しいです。

情報をお教えいただけると・・・ 投稿者:佐藤雅仁(かなりやのお宿)  投稿日: 7月23日(火)22時27分33秒

内尾様・皆様こんばんわ。この度松下製GT管のレスラジオを入手しました。
球は標準構成の12SA7-SK7-SQ7-35L6−Z5です。
回路図は残っているのですが、品番等の紙は剥がれてしまっています。
品番・製造年台代ご存知の方がございましたら情報ご提供頂けますでしょうか・・・

http://nagoya.cool.ne.jp/dadama/gt.htm


Re:電子工作バイブル 投稿者:内尾  投稿日: 7月23日(火)18時51分38秒

大場さんありがとうございます。
中野坂上の文教堂で「電子工作バイブル」買ってきました。
これならお金を出して購入する価値があります。
著者は神戸電子サービスの経営者だそうで、技術的には安心して読めます。
でも同社には苦い思い出があります。
十数年前 古典真空管を購入したのですが、
グリットとプレートの接触した真空管を送ってきました。
結局泣き寝入りさせられましたが、現在でも存続しているところを見ると
自分のケースは例外だったのかもしれません。
(多分運送途中の事故だったのでしょう)
ラジオ技術の記事より、安心して読めます。
大場さんの言われるように多少宣伝過多ですが。


「Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作」の追加   投稿者:内尾  投稿日: 7月23日(火)10時49分03秒

↓に追加します。
図書館で運良く首記ラジオ技術5月号見てきました。
いやはや馬場さん大変なものをつくっていますね。
本当に性能出すのは難しいと思います。
バリコン1つ取ってもスーパー用と高1 高2用とありますから。
現在入手できるのはスーパー用です。
(高1用はブロックの仕切り板が高い、これはシールドのため)
昔はともかく、現在では入門用には5球スーパーがお奨めです。
これだと実用的に使えます。

ところで大場さんに紹介いただいた本、
残念ながら捜したのですが、近所の本屋さんにはありませんでした。
今週中には何とか見てみたいです。

Re:ラジオ技術の真空管ラジオの製作  投稿者:内尾  投稿日: 7月23日(火)07時24分35秒

馬場さん書き込み有難うございます。
ラジオ技術誌の連載記事は最近良く見ていないので、
5月号の記事に特定すると良くわかりません。
正直白状すると、最初は真面目に読んでいたのですが、
最近はあまりの酷さに、図書館でコピーしてくるのを止めました。
一般論ですが
@回路そのものは動作すると思います。
これは本人が組み立てて確認しているので。
A電源トランスに抵抗の件
これがこの記事一番の困った書き方です。
電源トランスの巻線(コイル)には抵抗分が当然あります、
これをわざわざ外付けに抵抗を入れる如く書いてあります。
常識的に あの回路だと馬場さんが言われるように抵抗を入れるのが正しいのです。
でもあの回路図は間違った書き方ですから、外付けに抵抗を入れてはいけないのです。
B0.005の件
これは加藤さんが詳しいです。
小生は入れてみて効果があるか無いかでカットアンドトライします。
ラジオの使い方として、最近はアースを使わないことも多いので、実験してみては如何ですか。
CRFコイルに抵抗
5月号はどのように書かれているか不明ですが、
この連載では、コイルの抵抗分をあたかも外付けの如く表記している回路図と
Qダンプのため本当に外付けが必要な回路図があります。
紛らわしいのですが、自作する時は注意したほうが良いでしょう。

この連載記事は「著者が試作したラジオを発表する場」と考えた方が無難です。
同じ回路図で製作するのはお奨めできません。
使われている部品も恐らく著者が手持ちのものを使っただけで、
深い意味は無いと思います。
同じ物を使用すると入手が困難で、高価になります。
同じ回路図で実験する時は自分で評価して使う方が無難です。

ラジオ技術の真空管ラジオの製作 投稿者:馬場 哲夫  投稿日: 7月22日(月)21時50分19秒

内尾様 
こんばんは。
初めて投稿します。宜しくお願いします。ラジオ技術の真空管ラジオの製作記事はそんなにひどいんですか?現在5月号の3VCのラジオを制作中です。大金を叩いて部品を購入しやっと完成間近です。記事に忠実に作っています。「この記事を信用して読んでいる」一人です。電源の1次側とアース間に0.005のコンデンサも入れました。電源トランスにも抵抗を入れました。
配置も大体記事の通りです。記事のように感度・分離・音質・合理性とともに優れたラジオが出来上がるのでしょうか。バリコン、高二コイル、CR、真空管等部品は新品(真空管、VCは未使用品かな)です。
是非アドバイスをお願いします。

オンキョーの真空管型?TRラジオ 投稿者:内尾  投稿日: 7月22日(月)21時20分51秒

皆さん今晩は
オンキョー製のトランジスターラジオを追加しました。
http://plaza19.mbn.or.jp/~radiokobo2/tr-radio1/other.html
真空管ラジオOS-185とまったく同じキャビネットを使っています。
一見真空管ラジオと間違うくらいよく似ています。
型名の記載がありません、何方かご存知でしたら教えてください。

RE:マグネチックスピーカーのコーン紙の製作  投稿者:内尾  投稿日: 7月22日(月)09時34分09秒

おはようございます。
内田ラジオは倉庫もあるので、あるいはそちらにもある可能性はあります。
たまたま店主はお休みでしたので、最終確認は出来ていません。
桜屋英音商会の小山内さんの話では比較的簡単に出来ますとの事でしたが、
小生器用でないので、自信ありません。
励磁コイルの巻き替えは簡単に出来るものと、出来ないものがあるのかもしれません。
面倒なので、切れたのは処分してしまったので巻換えしたことはありません。
元々替コイルも売られたいたので、交換できるはずなのですが?。

RE:マグネチックスピーカーのコーン紙の製作 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月22日(月)08時55分05秒

内尾様。おはようございます。やはりコーン紙売り切れですか?おばちゃんの話によれば、箱にしまい込んで出て来ないと言っていたのですが、昨年の暮れあたりから捜してもらってましたが、無くなると欲しくなってしまいますね。800円って言ってましたが。がんばって作ってみる事にします。ありがとうございました。ところでフィールドダイナミックSPの励磁コイル切れの場合、巻き直しは可能なんでしょうか?ネジを取ってみたのですが、コイルが取りはずれませんでした。
編集済

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


電子工作バイブル 投稿者:大場賢一  投稿日: 7月21日(日)22時45分36秒

みなさまこんばんは。

本屋で表記の本を見つけました。内容は、真空管ラジオの製作記述が多く、宣伝もいくらか
あるかも?ですがまず、よくこんな本が出せたなぁと思いました。マガジンランドちょっと
見直しました。(笑

筆者はいろいろと回路に工夫を凝らしていらっしゃるようで頭が下がりますが、私は昔なが
らの並三ラジオが気に入りました。

願わくば、球、コイル、バリコン等のこれ以上の入手難となりませんように。

Re:今月号のラジオ技術  投稿者:内尾  投稿日: 7月21日(日)21時38分07秒

加藤さん今晩は
今月号の記事は見ていないのですが、一連の連載記事は相当酷いです。
細かなデーターまで見てゆくと、とてもとても。
不必要なコンデンサーの耐圧が書いてあったり、抵抗も首をかしげるような記載があります。
「回路図の書き方としては間違いに近い」と思います。
抵抗のW数や不思議な付加記号、コンデンサーの耐圧は???です。
この定数で動作しないと言うわけではありません。
現在ラジオを作る場合、最適値に近いかというと大きな疑問があると思います。
この記事を信用して読んでいる人がいると思うと、心が痛みます。

今月号のラジオ技術 投稿者:加藤  投稿日: 7月21日(日)21時09分41秒

こんばんは。

今月号のラジオ技術の真空管ラジオの製作も、
あいかわらずコイルに直列抵抗を標記していますね。
今日気が付いたのですが、電源トランスにも抵抗を書いているようで困ったものです。
これでは本当に抵抗を入れる人が出るかも知れません。

今月の回路では電源の1次側とアース間に0.005のコンデンサを入れています。
いわゆるYキャパシタで、これだけ入れるとコモンモードノイズに効果絶大でしょうが、
2次側への漏洩電流が多すぎて、下手をすると感電してしまいますね。
電気用品の規格以下には抑えたいものです。
入れてもせいぜい0.001が限界のはずなのですが。

マグネチックスピーカーのコーン紙の製作 投稿者:内尾  投稿日: 7月21日(日)20時14分21秒

皆さん今晩は
今日 秋葉原に行ったついでに 久しぶりに内田ラジオによって見ました。
先日近藤さんがコーン紙が行方不明との書き込みがありましたので、
在庫を聞いてみました。
店番のお兄さんの話によればまとめて購入した人がいるらしく売り切れとのこと。
どうも買い占める人がいるので困ります。

昔の雑誌を見ていたら、作り方が出ていたので、「ラジオ修理メモ5」に追加しておきました。
http://plaza3.mbn.or.jp/~radiokobo/w/memo.html
興味のある方はどうぞ。
自分で作る自信はありませんので、うまくいったら教えてください。

Re:900KH前後の発振(追伸) 投稿者:内尾  投稿日: 7月20日(土)19時04分17秒

高木さんご丁寧に有難うございます。
シャープのラジオですか、これが発振するとすれば非常に珍しいです。
恐らく100台メーカー製のラジオを修理しても、
こんな悩ましい事に遭遇するのは1台あるか、無いかでしょう。
気長に挑戦するしかないでしょう。

@IFTが455かどうかは
TRラジオを近くに持ってきて、このラジオの受信周波数+455KHz付近に信号があるか?。
Aダイアル目盛りとほぼ一致するか?。
B発振した時、アンテナとアース端子に250PFくらいのコンデンサーを入れてみて
発振が止まらないか?。
など色々やって見たらよいと思います。

  

Re:トイレノイズ 4 投稿者:内尾  投稿日: 7月20日(土)18時55分31秒

橋本さんノイズは大変ですね。
小生もまさかトイレから妨害電波が出ているなんて考えませんでした。
これを見つけるのに「聞くも涙」の思い出があります。
これも思い込みの類ですが、ノイズは自分の家意以外も発生しますので、
気長に退治するしかないようですね。

Re:900KH前後の発振のお礼 投稿者:高木  投稿日: 7月20日(土)17時29分24秒

内尾様どうも有り難う御座いました。昔から欲しかったテストオッシレターもオークションで入手しましたので一度試してみます。(使い方も良く判らないが)それからこのラジオはシャープ製のHR10と言う35C5を出力管に使っているコンパクトタイプです。IFTやコイルのトリマーは固定用の塗料がそのままであった為大きな狂いは無いと思いますが。何時実行に移すか判りませんが、また報告いたします。その時は宜しくお願い致します。

トイレノイズ 4 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月20日(土)10時18分48秒

 内尾さんからご指摘のあった924kHz付近では下記の局が受信できます(毎晩というわけではありませんが)。
  918kHz 山形放送、及び中国局(山東省?)
  927kHz NHK福井第1
  936kHz 秋田放送
 いずれもノイズはなく、普通に聞こえます。また、1386kHzの半分の周波数である693kHzではNHK東京第2が入感しますが、これも特に問題はありません。なぜか1386kHzにだけ「ブー」という大きなノイズがかぶってしまいます。
 現在は便座の電源コードの途中にスイッチを付けているのですが、この状態でノイズの状況を少し詳しく調べてみたところ、周波数に関係なく出る「ジー」というノイズはスイッチを切るだけで止まります。しかし、上記の1386kHzに出るノイズはスイッチを切っただけでは変化がありません。便座の電源プラグそのものをコンセントから抜くと、1386kHzの電波自体が強くなり、結果としてノイズが目立たなくなります。ただ、前にも書いたようにこのノイズは時間帯によって強さが変化するので、どうやっても消えないこともあります。便座だけが原因ではないのかもしれません。
 以前、ゲルマラジオに電灯線アンテナをつないで実験したとき、同じ家の中でもコンセントの場所によって聞こえ方がかなり違うことを発見しました(そんなに大きな家でもないんですけど)。場所によっては3局あるローカル局のうちの1局が完全に消えてしまうこともありました。内尾さんによれば、短いアンテナをつないだ真空管ラジオでは、電波はACラインを伝わってアンテナ回路に入るということなので、ゲルマラジオのときと同様に、「家の中の電界強度分布」の影響を受けているとも考えられます。今実験している2球ラジオはバラックに近い状態なので、これを持って各部屋を回るというのはちょっと大変ですが、1386kHzに出ているノイズも電源プラグを差す場所によって状況が変わるかもしれません。いつか試してみたいと思います。
 照明やOA機器のように、使うときだけスイッチを入れるものはノイズ源かどうかを見極めやすいのですが、トイレのように24時間通電しているものは見落としがちです。今回は内尾さんのホームページの記述がきっかけとなって、トイレがノイズ源のひとつであることをつきとめることができました。どうもありがとうございました。

Re:900KH前後の発振  投稿者:内尾  投稿日: 7月20日(土)07時16分51秒

高木さんはじめまして
この故障は素人組み立てのラジオでは時々あるのですが、
メーカー製であれば非常に珍しいです。
修理中のラジオのメーカー名はわかりますか?。
普通
@IF発振 アンテナリードがIFの近くを通るとこの様な現象が起こることがある。
AIFT調整不良 900kくらいに間違って調整。
(C同調のIFTだと455の2倍に間違って調整できることがある)
B全体的に調整がずれている。
等ですが、全体を総合的に確認しないとなんとも言えません。
この修理は測定器が欲しいですね。
一度IFとトラッキング調整を完全にしてみると切り分けできます。
なお電圧を測定してもこの現象の解決には役立たないでしょう。

900KH前後の発振 投稿者:高木  投稿日: 7月19日(金)22時34分31秒

初めまして、高木と申します。中学生の頃に5球スーパー程度のラジオの組み立てが出来た程度の腕しか有りませんが、最近オークションで古いラジオを入手、再生を楽しんでいます。実はトランスレスの2バンド5球スーパーの事で教えて頂きたいのですが、短波はちゃんと受信出来るのですが
中波の900KH前後で発振します。配線の取り回しやコイルの位置が変更されているような形跡はありません。真空管も同等の完動品と交換しても変化ありません。それと、全体的に音量が小さいのも気になります。B電圧はOPTのB側で100Vです。どこをチェックすれば良いのか解りません、宜しくお願い致します。

Re:音が小さい五段 音が出た 投稿者:内尾  投稿日: 7月19日(金)20時14分19秒

横田さんおめでとうございます。
無事解決良かったですね。
小生も動作した時の感動が忘れられずに、修理を続けています。
どうぞ、次に着手してください、また書き込みしてください。

なおコンデンサーの中古はいけません、
ペーパーコンデンサーは未使用品でも使わない方が無難です。
特に6ZP1のG1の結合コンデンサーは要注意です。
G1に+電圧が加わると出力管がボケる、アウトトランスに無理がかかるなど、
副作用があります。

Re:トイレノイズ 3 投稿者:内尾  投稿日: 7月19日(金)20時03分48秒

橋本さん今晩は
ノイズの件、確かに白色ノイズでは無さそうですね、
トランスレスラジオはノイズに弱いので、色々実験して解決方法を探すしかなさそうです。
この種のノイズは元を正さないと駄目ですね。
1386kHzの件 原因が知りたいです。

Re:HA1329 投稿者:内尾  投稿日: 7月19日(金)19時58分03秒

中村さん今日は
お世話になります。
TBA810Sは知らないので、調べてみます、もし使えるようならお願いします。
なおHA1329は回路図から推定すると、PPの出力トランスが外付けできるようです。
>ソニーのCX-025代替回路は元々私がニフティで書いたんじゃなかったかな?
そうですか、ニフティは会員外はアクセスできないので、見たことがありません、
失礼しました。

音が小さい五段 音が出た 投稿者:横田照士  投稿日: 7月19日(金)19時47分20秒

内尾様
今音が出たんですよ普通に^^^^^^うれしくって直ぐパソコンに
向かっているところですこんなに感動したの久しぶりです。ありがとうございました
6zp1のG1のコンデンサーを中古使ってたのを別なのと取り替えOPTを中古と取り替えたら
音が出ましたこのままお世話になりっぱなしでいいのでしょうか気にしています。
また次のラジオ問題に挑戦しますのでよろしくお願いします。
本とに泣きが入りましたよ

音が小さい 第四段 投稿者:横田照士  投稿日: 7月19日(金)16時40分42秒

内尾様

 度々すみません。
 どうしても結果を出したいと思っています。
 一度、内尾様が見て修理をしていただき、何が悪かったのかをお教え願えないでしょうか。
 現品をお送りしたいと思います。
 修理に関しましては有料で大丈夫です。
 稼動品ラジオの電圧などを全部記録したいと思っています。何しろ資料が少ないので、勉強するに限界があるのかなと思っています。
 お送り先はどのようにしたら良いでしょうか。

HA1329 投稿者:中村 聡  投稿日: 7月19日(金)12時49分23秒

手元にTBA810Sと言う日立の石(元はSGSらしい?)が有るんですけど
差し替えが利くかしら?
12pinのムカデで、放熱フィンの付いたICです。
7WのオーディオパワーICだそうです。(16W4ohm)
ピン配置は
1-SUPPULY 2&3-NC 4-BOOTSTRAP 5-COMPENSATION 6-FEEDBACK
7-RIPPLE REJECTION 8-INPUT 9-GROUND(SUBSTRATE) 10-GROUND
11-NC 12-OUTPUT
だそうです。

ソニーのCX-025代替回路は元々私がニフティで書いたんじゃなかったかな?
ICF-5300のサービスマニュアルをSSからコピーして貰った時に回路図に
内容が書かれていたのでした。抵抗値は記載されていなかったので手元の石で実測でしたが。

トイレノイズ 3 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月19日(金)08時59分25秒

 内尾さん、アドバイスありがとうございます。
 「白色ノイズ」というのはFM放送の局間ノイズのようなもののことでしょうか。私のラジオから聞こえてくるのはこれとは違って、「ジー」というもっと耳障りな音です。確かにビート混信よりはましですが、夜間に遠距離の弱い電波を受信するときはけっこう気になります。
 今のラジオのB電圧はAC100Vを直接シリコンダイオードで整流しています。内尾さんのホームページには「電源トランスを用いたラジオでは多少ノイズが目立たなくなる」とあったので、AC入力側に100v:100Vのトランスを入れてみましたが、結果は同じでした。でも、TRラジオにACアダプターをつないだときはノイズは出ないので、電源回路を工夫すればノイズを軽減できるのではないかという気もします。
 1386kHzに出るノイズの件。ラジオを作ったときに中波の上から下まで丹念に受信テストをしてみましたが、1386kHz以外に同種のノイズの出る周波数はありませんでした。昼間に再生を発振状態にしてダイヤルを回していくと放送のないところでも何ヶ所かビートが出ますが、これらはごく弱いもので、特に受信の障害にはなりません。
 対策としては、内尾さんと太田さんがともにおっしゃるように、便座の電源コードにノイズフィルターを付けるのが有効なのかもしれません。太田さんのホームページに出ているようなフィルターが入手できるといいのですが、地方では難しいと思います。太田さんは「必要なら送る」ともおっしゃってくださり、ご厚意に感謝しますが、あいにく今パソコンの調子が悪くてメールの送受信ができず、連絡の方法がありません。

Re.Re.トイレノイズ 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月18日(木)22時55分18秒

内尾様
的確なご指摘ありがとうございます。問題のラジオはトイレの中しかビートは発生しません。おそらく、ご推察当たっていると思います。
なんかの調子でメーターの振れも落っこちちゃったので、あちこち触ったのが災いしたのでしょう。治すのもはばかられるほどのジャンク間近品ですので、あきらめて使っております。

Re:トイレノイズ 投稿者:内尾  投稿日: 7月18日(木)21時25分12秒

巽さん今晩は
RF-877でビートが出るのは、トイレなどが原因とすると
恐らくIFが455KHzより少しずれているのでしょう。
どうもトイレの怪電波は小生が経験した8年くらい前は455KHzを使っていたようです。
「知らぬが仏」と言いますが恐ろしいことです。
でもIF付近の周波数帯には安いセラミック発振子があるので、
最近では455から多少ずらせて使っていると想像します。
他のラジオで影響が少ないのは恐らくIFの周波数が微妙に違うのでしょう。

話は全然変わりますが、
昔は名古屋地区に出荷するラジオは455KcのIFを少しずらせて出荷したそうです。
これは名古屋のNHKが455の2倍の910Kcだったからです。
確かめたことはありません。
元々名古屋付近で使われた真空管ラジオを入手されたら確認したら面白いです。


トイレノイズ 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月18日(木)20時55分47秒

皆さん今晩は。
また、トイレノイズが話題になっているようですね。私のうちでは、最近、トイレで
使用しているRF-877がBFOのような発信音を発するのでしばらくどいて貰っています。
なぜか他のラジオでは軽微なのです。あまりのジャンクラジオだったので、調整をい
じってみた際に、共振するようになったようです。なにか発信しているのは確かなよう
ですね、やはり。ちなみに、問題のラジオは乾電池電源です。

Re:私もです 投稿者:内尾  投稿日: 7月18日(木)20時51分42秒

太田さん書き込み有難うございます。
橋本さん今日は
橋本さんのノイズは白色ノイズ(受信の全帯域に満遍なく出ている)ではと想像します。
接近しないと大丈夫であれば、あまり気にしなくても良いのでは。
電灯線からくるのはフイルターを入れれば除去できそうですね。

困るのは中間周波数と同じ電波を強力に出すのが曲者です。
メーカーは違うと言うのですが、どうもマイコンのクロックが原因と想像しています。
JRCの515で受信するとJOAKの同じ強さで受かるのですから困ります。
現在は470KHzくらいにずらしてもらっています。
ラジオに影響は少なくなったのですが、ADSLに悪影響がありそうです。
ADSLの周波数帯と同じですから、
この水洗便座を使っているユーザーは速度が出ないのでは!。

それから1386KHzの件、924KHzくらいで妨害電波はありませんか?。
もしかして462KHzのクロックでマイコンを動かしていたりして。

話し変わって
以前もご紹介しましたが、ICF−5500や5800の修理をする方は
是非下記太田さんのホームページを訪問することをお奨めします。
0025というよく壊れるICの修理(代替)方法が記載されています。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7804/index.html

Re:「音が小さい 第三段」の追加 投稿者:内尾  投稿日: 7月18日(木)19時57分09秒

↓の追加です。
出力管(6ZP1)のG1に+電圧が出る場合、
確率的には95%結合コンデンサーの不良です。
でも今回のふらつく現象の場合、真空管の不良の確率が高いです、
あるいは両方が原因の可能性もあります。
増幅率から考えて6ZP1のG1ではぶーと言う音は出ないかもしれません。
でも6ZDH3AのG1の場合、音が出ないとおかしいです。
乱暴ですが、6.3Vヒーターを抵抗で分割して1V程度にして
6ZP1に入れてみると言う試験方法はあります。
6ZP1は10V入れるとフル出力になりますので、大音響になります、ご注意ください。
(でもこの現象から6ZP1が悪そうです)
>6WC5でDKG5は0Vであったのが−7Vが出て、
>テスター棒を当てると発信が止まってしまう−7Vが出ることは差しつかえないのでしょうか。
テスター棒を当てると発振が止まるのは正常と思われます。
でも下記の回路だったらカソードに直流電圧は出ません。
http://www.hoops.ne.jp/~radio110/circuits/nanaola5s-10.html
(テスターの方式によって、高周波電圧を整流してDC電圧表示することはあります)
バリコンのアース側に触れて音が小さくなるのは、アンテナをつないで無いか、
あるいは高周波回路にも不具合がある為です。
現象から考えて、不具合箇所は複数ありそうです。

真空管のテストが必要なら送っていただければ試験してみます(無料です)。




トイレノイズ 2 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月18日(木)19時40分48秒

 太田さん、アドバイスありがとうございます。ホームページも拝見しました。
 太田さんの場合は、便座から455kHzの電波が出ていて、それがラジオの中間周波数とビート混信を起こしていたわけですね。内尾さんのケースも同様で、455kHzの発振子を別の周波数のものと交換した結果、トラブルは解消したとのことでした。
 でも私の場合はビート音ではなくて「ジー」という音です。古い蛍光灯から聞こえる音に似ています。この「ジー」音が30秒ほど続き、1分ほど休んでまた30秒出る、といった感じです。間隔を測ってみましたが、一定していませんでした。また、「ジー」音が出ていないときは「プツプツ」という音が断続的に出ていたのですが、これも「ジー」音と一連のものであることが今回判明しました。
 この音はラジオだけでなく、便座そのものからも聞こえていたので、トイレが原因だとわかりました。よく調べてみると、通電したトランスの巻線や半田ごてからも同じ音が出ていました。
 今回、太田さんの投稿を参考にして、TRラジオ(乾電池駆動)を持ってトイレに入ってみました。ラジオを便座にうんと近づけるとさすがにノイズが入りますが、1m位離れるともう静かになります。やはりACラインを伝わって来ているようです。
 今実験しているラジオは再生検波ー電力増幅という構成の2球ラジオです。出力管のグリッドに音量調整用のボリュームを入れているのですが、このボリュームを絞るとノイズも小さくなるので、検波管がノイズを拾っているのだと思います。
 それから、もうひとつ別のノイズもトイレが原因であることがわかりました。当地(金沢市)にはローカル局が3局あり、周波数はそれぞれ1107, 1224, 1386kHzです。このうち、1386kHzの局だけ大きなノイズが入ってしまうので困っていました。このノイズは同調ハム音を大きくしたような感じですが、もっときたない音です。強さは時間帯によって変化し、強いときには放送内容が聞き取れないほどになります。TRラジオでは、ACアダプタを用いているときでもまったく問題ありません。真空管ラジオにだけ入るノイズです。このノイズも、便座の電源を切ったらきれいになくなりました(本来の同調ハムがまだ少し残っていますが)。
 今のところはとりあえず便座の電源コードの途中にスイッチを付けて(昔のコタツに付いていたようなもの)、ラジオいじりをするときはトイレへ行ってスイッチを切るようにしています。

Re:音が小さい 第三段 投稿者:内尾  投稿日: 7月18日(木)16時08分51秒

横田さん今日は
大分苦戦していますね。
@クリスタルイヤホーンかセラミックイヤホーンでないとだめです。
インピーダンスは前者は100Kオーム以上、後者は10KΩ程度です。
2〜300円くらいです。
A6ZP1のG1に+電圧が出るのは、
結合コンデンサーの絶縁不良か6ZP1の不良です。
電圧がふらつく場合、後者が怪しいです。
結合コンデンサーをはずしてみれば切り分けられます。
現在出先なので詳細は後刻。

私もです 投稿者:太田仁啓  投稿日: 7月18日(木)12時42分14秒

初めての投稿になります。よろしくお願いいたします(お昼休みに毎日楽しく拝見させていただいてはおりますが)。
私も以前内尾さんからお話をうかがい、拙宅のトイレを調べましたら、やはり同じようなノイズが出ておりました。下記URLにこの件を載せています。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7804/yomoyama_toile.html
ただし、橋本さんのノイズの場合は私のとは少し異なっているようです。トランジスタラジオには影響を与えていないことや、電灯線アンテナでノイズがのると言うことなので、トイレからのノイズは空中を伝搬しているのではなく主に電源ラインに乗っているようです。この種のノイズであれば、ラインバイパスのコンデンサの付いているラインフィルターをトイレの機器とコンセントの間に挿入し、アースをとることにより軽減できると思います。一度試されてはいかがですか。私が依然使ったフィルター(上記URLに載っているもの)をお送りいたしましょうか?

音が小さい 第三段 投稿者:横田照士  投稿日: 7月18日(木)11時35分34秒

悩みっぱなしで、夜中1時、2時まで研究しても音が高く出ないのです。意地になっても出してやるという気持ちです・・・。意地だけでは出ないのは分かっていますが・・・。
次のことをやりました。
1. クリスタルイヤホーンでは駄目ということは分かりました。ヘッドホーン(大きな)だったら  良いのでしょうか。
  何Ω位とかあるのでしょうか。教えて頂ければ買ってきます。
2. VRの片側はラジオ受信時にアースされるところは再度アースしても変化なしでした。
3. 6D6のカソードに入っているところも念のためアースしてみましたが変化なしでした。
4. VRのSWは3点右は回したとき全て導通します(シャーシに)。
5. 6ZP1真空管を取り替えて、電圧を測りましたところPがDC240VBG2 DC175   V、CG1 DC3Vのところでフラフラして落ち着かない。DKG3 DC13V
   Dでひとつおかしなところを発見!!
  6ZP1を取り替え測定していたところ、6WC5でDKG5は0Vであったのが−7Vが出  て、テスター棒を当てると発信が止まってしまう−7Vが出ることは差しつかえないのでしょ  うか。
6. 音が小さくとも鳴っている時
  6Z−P1の制御グリットに指をあてても、第2検波6Z−DH3Aの3極部のグリッドに指  先をあてても6D6及び6W−C5の制御グリットに指先をあててもブーとかギャーとかがい  いません。iFTやバリコンの上のトリマーや発信コイルのネジを少し回してみると多少音が  変化します。
7. バリコンのローター側に手でふれると音はなお小さくなります。今、現在聞こえる音の大きさ  は音量を100とすると25%位の音かなという感じです。
よろしくお願いいたします。

トイレノイズ 投稿者:橋本剛  投稿日: 7月18日(木)11時10分05秒

 内尾さんこんにちは。
 内尾さんのホームページの中の「ラジオ修理メモ」の中に、温水洗浄トイレから出るノイズのことが出ていますが、ウチのトイレからもノイズが出ていることが判明しました。
 市販のTRラジオでは何ともないのですが、自作の真空管ラジオや、ゲルマラジオに電灯線アンテナをつないだときなど、周波数に関係なく「ジー」というノイズが断続的に出るので以前から気になっていました。
 内尾さんの記事を読んだ当初は「そんなこともあるのか」ぐらいに思っていたのですが、先日トイレに座っていたときに、ラジオから聞こえるのと同じノイズが便器からも小さく聞こえてきたので、もしやと思い、便器のコンセントを抜いてラジオを聞いてみたところ、ノイズがピタリと止みました。
 さて、原因はわかったのですが、どう対処したものか悩んでいます。業者を呼べば大枚とられそうだし、かといってコンセントをいちいち抜いたり差したりするのも不便だし・・・。
 何か、私でもできるような対処法はありますか。

Re:RF2600  投稿者:内尾  投稿日: 7月18日(木)07時36分41秒

どんぐりさん 加藤さん情報有難うございます。
HA1329の件、(株)敬誠は知りませんでした。
現役のころ半導体関係にも友人が沢山いたのですが、最近は単なる趣味おじさんですから。
HA1329を1個欲しいとは勇気が要ります。
どんぐりさんは電機会社ですか、小生はH社でコンピューターをやってました。
2600や2800の基板割れはありますね、メーカーだと信頼性の為修理しないのでしょうが、
現時点では動作しないより、動作する方が良いので修理します。
2600や2800の修理で困るのは部品取りのジャンクがほとんど出ないと言う事です。
2200や5900は数が多いので、ジャンクも多いです。
それと基板が光を通さなくなったので、パターンから回路を追いかけてゆくのが大変です。
オリジナルの鮮明なパターン図があると良いのですが、無理ですね。
(この点 メーカーのサービスは資料があるので羨ましい)
小生2600は積極的に修理する気持ちはありません、我と思われる方はどうぞ。

HA1329 投稿者:加藤  投稿日: 7月17日(水)23時37分33秒

加藤です。こんばんは。

RF-2600の件、修理できるかも知れないと思っています。
が・・・時間がないので私が請け負うと長期戦です。
確かに、仕事はM社設計です。これがすごくつらい・・・割に合いません。(泣)

さて、HA1329ですが、相当前に廃品種になっており既にデータシートもありません。
店頭にもないでしょう。ただ、この手の物は半導体の商社なら、
腐れ在庫で残っている可能性はあります。

日立半導体商社
(株)敬誠
台東区上野3−10−5 
TEL:03−3836−1048

個人でも相手にしてくれるはずです。ただ、最小発注単位があるかも知れません。

RF2600 投稿者:どんぐり  投稿日: 7月17日(水)22時02分15秒

みなさん こんばんわ
RF2600不動の話がでてますが、当方 RF2800でFMだけ受信OK、MW,SWはだめというものを手にいれました。裏ふたあけて、基盤をはずそうとしたところ、突然音がでてきました。
基盤をよくみるとクラックがはいっていてパターンが断線していました(修復暦がありましたが、半田がとれてしまっていたようです)

私のケースとにていますね!! でも本当にそれが原因かは見てみないとなんともいえませんね

加藤さん->M社様でいらっしゃいましたか。私の母もM社につとめていました(もう30年も前のはなし)。そういう私もかつてはBCLラジオをつくっていた某電機会社の社員です。
ラジオとはまったく関係ないことしてますが・・・

ONKYO OS-38 投稿者:時谷昌秀  投稿日: 7月17日(水)19時50分05秒

内尾様 ありがとうございます。この当時のONKYOラジオは
つくりが良いですね。同じ機種をもう1台持っておりますが、
まだ修理はしておりません。型はちがうのですがONKYO製で、
整流管に80を使っているものもありました。
 さて、6E5の閉じかたとボリューム関係は確認致しました
ので、低周波増幅付近を確認してみたいと思います。

以前格安で6D6のUSA製を幾つか購入したのですが、
日本製の6D6と比べて若干大きいためシールドの取りつ
け時、上部が多少出てしまう傾向にありましたが、
時々発信してしまう場合もありますが問題無く動作し
ています。

ナナオラ5球スーパーの回路図 投稿者:内尾  投稿日: 7月17日(水)18時50分48秒

横田さんが修理しているナナオラの5球スーパーですが、
まったく同じでは無いのですが、
よく似た5S-10の回路図を見つけましたので下記にUPします。
http://www.hoops.ne.jp/~radio110/circuits/nanaola5s-10.html
ラジオとPUの切替が普通のラジオと違います。
このSWのついたVRを見つけるのは至難でしょう。

Re:故障の内容  投稿者:内尾  投稿日: 7月17日(水)07時41分30秒

加藤さん今日は
多分M社にお勤めかなとは思っていたのですが、そうでしたか。
2600はマイコンは使っていません。
普通のICが使われています。
ただ生産当時はごく普通のICでも現在捜すのは大変です。
それとこの2600くらいから生産方法が自動組み立て、自動調整方式になったようです。
先日調整を頼まれたのですが、
全部分解してバラックで組み立てないとトラッキング調整が出来ない仕組みです。
松下のラジオはソニーと違って保守性が凄く良いのですが、
この様な仕掛けは珍しいです、これで自動調整と想像しました。
このラジオが小生が修理できる限界ですね、これ以上新しいとさわりません。
シンクロで信号を追いかけて、部品を交換する楽しみが無くなって来ます。
なおこの2600はFMとAMではフロントエンド部分が異なり、
AM部分が壊れると書き込みの現象が出るでしょう。

さて
RF-2200に使われている出力ICを捜しているのですが、
これまた入手できません。
このICは日立製のHA1329です。
何方か売っている店の情報あれば教えてください。


Re:ONKYO OS-38 投稿者:内尾  投稿日: 7月17日(水)07時17分00秒

時谷さんおはようございます。
当時のオンキョーのラジオはつくりが良いでしょう。
重いので多少困るのですが。
さて
音が突如大きくなったり 小さくなったりするのは普通はVRの接触不良が多いです。
他は真空管を含めた部品の不良ですが、見つけるのに苦労するかもしれません。
まず6E5の閉じ方で陰が変化しないかどうか確認したら如何ですか。
こうすれば高周波部分か、低周波部分かに切り分けられます。
陰が変化しないのに、音が変化する場合はVR以降(低周波部分)です。

Re:故障の内容 投稿者:加藤  投稿日: 7月16日(火)23時58分26秒

加藤です。こんばんは。
RF-2600の件、お困りのようですね。
私の会社の製品を長年ご愛用頂き、感謝しております。

早速ですが、FM以外受信不能とのこと、カウンターは数字は出るが動かないのでしょうか。
あるいは、全く光らないのでしょうか、意味不明な文字が光りますか。
AM側の回路に電源を供給している回路が異常か、局発高周波側かが直るか直らないかの
境目だと思います。

チップ部品でもトランジスタやOPアンプ類なら代用品で供給できます。
内尾様、RF-2600はカスタムマイコンが使われているでしょうか。

ONKYO OS-38 投稿者:時谷昌秀  投稿日: 7月16日(火)22時51分06秒

内尾様 お世話になっております。時谷です。先日のリンクの件、大変ありが
とうございました。かなり前に入手したONKYO OS-38 6E5付きの標準
型ST5球スーパーのボリューム(500k),Cの交換致しました。
最近、ボリュームに関係無く時々大音量,小音量になります。
ボリュームの接地は確認致しました。6E5も動作,点灯しています。
アドバイス戴ければ幸いでございます。

Re:故障の内容 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月16日(火)19時23分17秒

飯塚さん今日は。RF-2600の件ですが、当方、まだ経験不足と設備の関係で、とても
手の出せる修理ではないようです。
申し訳ないですが。(見かねてですが、口だけ出してすみません。
期待させてしまったかもと、ちょっと反省してます。)

Re:音が小さい 第二段 投稿者:内尾  投稿日: 7月16日(火)16時25分56秒

横田さん今日は

> 1. このラジオのメーカーはNANAOLA SUPER 5S−20です。
> 配線図はあるのですがどのようにして送ったらよいのでしょうか。
この型名と貴方の説明で回路はほぼ想像がつきます。
説明はなかなか適切です、感心しました。
> 6. 6ZP1のG1に取り付けても同じく今出ている音がクリップした瞬間に音が止
> まり放すと 
> また鳴ります。
ラジオから音声信号の取り出しが難しいようですね、
多分スピーカーのボイスコイルで6ZP1のG1がショートされた状態になるのでしょう。
別の方法を考えてみます。

> 7. 6D6のカソードは300Ωの抵抗はないようです。
拝承
> 8. VRの両端にクリスタルイヤホーンを接続する件ですが・・。
> イヤホーンを耳に当て、イヤホーンの2本の線を修理中のラジオのVRの両端に
> 接続すると
> 修理中のラジオの音が止まりイヤホーンからも音が何も出ません。
もしかして普通のマグネチックイヤホーンを使っていませんか?。
ゲルマラジオなどに使うイヤホーンでクリスタルかセラミックイヤホーンと言われている物です。
TRラジオ用のマグネチックイヤホーンではインピーダンスが低すぎて使えません。

>VRは3点、S/W付で右へ回すと3点が一緒に導通します。
このSWは特殊SWです、よく接触不良を起こします、このSW部分は大丈夫ですか。

> 9. VRの配線のことを話しますとVRの片端はIFTのPへ
> 10. VRの中央は0.02MFを通り、DH3AのGに入っています。
> 11. VRの片端は3点S/Wの片端を通りPUの端子に入っています。

このVRの片側はラジオ受信時アースされます、
これがアースされないと、受信動作がおかしくなります。
この部分を念のためアースしてみてください。
> 12. VRの中央の3点S/Wのところは6D6のカソードに入っています。
この部分も念のためアースしてみてください。
(PU使用時、このSWをOFFにしてラジオの受信を止めるためです)

> 14. PUの取り付けのところはPUとEとありますが、VRを右へ回すと1回S/
> Wが入ります。(電源ではありません)そうすると、6D6のカソードが0
> Vになるようになっています。要するに、シャーシーにアースされます。
これは正しいです。

> それと同時にPUの端子もアースになりシャーシーに導通します。PUとE端子が
> あるのにPUがシャーシーに導通するのがおかしい感じがしますがそれで良い
> のでしょうか。
ラジオ受信時にPU端子がアースされるのは正常です。
VRを反時計回りに廻しきった状態(音量0)でSWがOFFとなります。
この時PU端子が500KΩVR経由6ZDH3AのG1へ接続される仕掛けです。

> 15. 普通PUとEとはプレーヤー等の線をシールドの方をE中側ビニールのかぶ
> さったほうをPUに接続してラジオをアンプとして使うものではないのでしょ
> うか。
正解です。
> 16. コンデンサーなどはほとんど交換しました。抵抗も測ってみました。
> 以上なんですけれど、アドバイスよろしくお願いいたします
どうもVRのSWが怪しいですね、それと念のため6ZP1のG1の電圧を測ってみてください。

音が小さい 第二段 投稿者:横田照士  投稿日: 7月16日(火)15時28分53秒

内尾様、早速のお返事ありがとうございます。治ることを楽しみにやってみます。
最後まで、アドバイスをよろしくお願いいたします。
素人ですから単純な質問もしますので怒らないで下さいね・・・。
1. このラジオのメーカーはNANAOLA SUPER 5S−20です。
  配線図はあるのですがどのようにして送ったらよいのでしょうか。
2. ボリュームは新品(500KΩ S/W付)と交換してみましたが何ら変わらなかったので
  元に戻しました。
3. ボリューム・端子の両端に音声記号(1V程度)の件
  音声信号1V程度というのがわかりませんでしたので
4. ポケットラジオのスピーカーの線(ボイスのところにある2ヶ所の線をクリップの
  ある線でボリュームの両端子に取り付けると修理中のラジオのスピーカーから出ていた音が
  出なくなります。各選局はしているようです。
5. ボリュームの中央のところと端に取り付けても同じ状態です。
6. 6ZP1のG1に取り付けても同じく今出ている音がクリップした瞬間に音が止まり放すと 
  また鳴ります。
7. 6D6のカソードは300Ωの抵抗はないようです。
8. VRの両端にクリスタルイヤホーンを接続する件ですが・・。
  イヤホーンを耳に当て、イヤホーンの2本の線を修理中のラジオのVRの両端に接続すると
  修理中のラジオの音が止まりイヤホーンからも音が何も出ません。
  VRは3点、S/W付で右へ回すと3点が一緒に導通します。
9. VRの配線のことを話しますとVRの片端はIFTのPへ
10. VRの中央は0.02MFを通り、DH3AのGに入っています。
11. VRの片端は3点S/Wの片端を通りPUの端子に入っています。
12. VRの中央の3点S/Wのところは6D6のカソードに入っています。
13. VRの片端の3点S/Wのところはバリコンンのアースと一緒にシャーシーに付いていま    す。
14. PUの取り付けのところはPUとEとありますが、VRを右へ回すと1回S/Wが入りま    す。(電源ではありません)そうすると、6D6のカソードが0Vになるようになっていま   す。要するに、シャーシーにアースされます。それと同時にPUの端子もアースになりシャ   ーシーに導通します。PUとE端子があるのにPUがシャーシーに導通するのがおかしい感   じがしますがそれで良いのでしょうか。
15. 普通PUとEとはプレーヤー等の線をシールドの方をE中側ビニールのかぶさったほうをP   Uに接続してラジオをアンプとして使うものではないのでしょうか。
16. コンデンサーなどはほとんど交換しました。抵抗も測ってみました。
以上なんですけれど、アドバイスよろしくお願いいたします。 

Re:故障の内容 投稿者:内尾  投稿日: 7月16日(火)12時48分30秒

飯塚さん今日は
2600の故障の件、これは現物を見ないとわかりませんが、
ICが壊れているとほぼ絶望的ですね(可能性が高いです)、
よろしければ下記ご覧ください。
ラジオ修理工房
http://plaza3.mbn.or.jp/~radiokobo/sale/repair.html

RE:テレビアン 4ペン 投稿者:内尾  投稿日: 7月16日(火)12時42分54秒

近藤さん今日は
トランスの件電圧テスト了解です。
どうもこれはヒーター巻線だけ巻きなおした様ですね。
2.5Vもタップ方式とすると、
2.5V巻線を解いて、2.5Vタップつき6.3Vに作り直した可能性が高いです。
この種の修理は結構怖い仕掛けがあるようです。
以前下記のページのフールド型スピーカーを先輩が分解したら、
途中から細いエナメル線が巻いてあったそうです。
http://plaza3.mbn.or.jp/~radiokobo/X/parts.html
外観からわからない修理がしてあるので、悩むところです。

それにしてもB巻線の電圧が高いのは困りましたね。
抵抗で落とすにしてもシリコンで整流すると、
一時的に345×1.414≒500Vのピーク電圧がケミコンに加わるので、いやらしいです。
こんな時に47Bなどの直熱管の場合は立ち上がりが早いので便利です。

故障の内容 投稿者:篠塚 直行  投稿日: 7月16日(火)11時02分58秒

早速ありがとうございます.
RF-2600ですが FMは カウンタ−も 音もでます.しかし SW1-4までと MWは
ブ-ンという音のみで カウンタ-も 表示されません.
しばらく つけておいたのですが まったく 反応してくれません.
もし よろしければ 見て いただけると 助かるのですが......
よろしく お願いします.内尾様.巽様

RE:テレビアン 4ペン 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月16日(火)10時30分37秒

おはようございます。
トランス単独でテストしました。スライダックを使用し、無負荷で入力にちょうど100Vを入れて各巻線の出力を見ると、6.3V巻線は6.4V、2.5Vタップは2.9V、5V巻線は4.9V、B巻線は345V出てました。フィールドダイナミックSP使用ですが、高一ラジオにはB電圧若干高めでしょうね。抵抗で落とす予定です。それと修復は6.3V管で高一回路で修復となりました。出力管は手持ちがありますので、6ZP1を使用しますが、整流はダイオードの予定です。やっぱりトランスは巻き直した物なのでしょうかね?2.5Vのタップの線が、6.3Vのエナメル線より細い撚線で出てるのが気になります。ありがとうございました。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TELEVIAN.HTM


Re:音が小さい 投稿者:内尾  投稿日: 7月15日(月)18時58分11秒

横田さん始めまして
このラジオはメーカーはわかりますか?。
NR−xxでは想像が出来ないのですが、もしかして日本ラジオ(パール)?。

>最初は鳴りました。
音は通常の大きさですか?。
>ボリュームを何回も回していたところ、ガリガリと音を出した後音が出なくなりま
した。
ボリュームを交換してみましたか?。
念のため交換してみたら如何、結構ボリューム不良は多いです。

一般的なラジオの故障原因調査
ラジオの音が小さい場合、低周波部分か、高周波部分が原因か切り分けた方が無難です。
確認するにはボリューム端子の両端に音声信号(1V程度)を入れてみるのが簡単です。
(ラジオのSP端子、VTRやTVの音声信号端子など工夫してみてください)
ここで大きな音が出れば、低周波部分はOKというように切り分け出来ます。
VR(ボリューム)両端で駄目なら、VR中点に、それでも駄目なら
6ZP1のG1にと言うように順次入れていけばわかります。

>いろいろな本を見て平滑コンデンサー、12Fのヒーターが出たところの30MFと3
KΩを出た 
>ところの10MF、6Z−P1のカソードの10MF
この部分のコンデンサーが極端に悪いことは真空管の電圧測定値からは考えにくいで
す。

真空管の電圧はほぼ正常と言えるでしょう。
ただ6D6のカソードは普通3Vくらいあります。
これが0Vだとおかしいです、
でも回路によってはKがアースされていることがあるので、当然0Vもありえます。
回路を見ないと判断できません。
カソードに300Ωが入れてあるのに、電圧が出ない場合はこの部分がおかしいです。
まずボリュームの交換と6D6のカソードの300オームの抵抗の有無を確認されたら如
何ですか。

なおVRの両端にクリスタルイヤホーンを接続すると、正常に受信していれば音声が聞こえます。
ここで音声が出なければ、高周波部分の故障です。

上手く切り分けてください、報告を期待しています。

音が小さい 投稿者:横田照士  投稿日: 7月15日(月)16時48分05秒

私、横田と申します。ラジオの修理の方法を教えて下さい。私ラジオのことはまるで素人です。
20日位かかっても直せないんです。(本も見ていますが治りません)
ラジオは6WC5、6D6、62−DH3A、6ZP1、12Fの5球ラジオでボリュームの後の
S/WにP、Wの配線が付いているタイプです。マジックアイはついていません。
小物屋さんから買ってきたラジオで型番はNR、55_20、5TUBUSUPER−HET、
CIRCOIT
1.最初は鳴りました。
2.ボリュームを何回も回していたところ、ガリガリと音を出した後音が出なくなりました。
3.いろいろな本を見て平滑コンデンサー、12Fのヒーターが出たところの30MFと3KΩを出た ところの10MF、6Z−P1のカソードの10MF 6Z−DH3AのPから3250KΩを通り
 2HFでシャーシーへと6D6第2Gから2MFを多少の差はありますが30MFのところを20
 MFとか2MFのところ2.2MFに取り替えたところ、音が小さく出るようになりました。
4.その他見える部品がほとんどそういうくらい取り替えてみましたが、音が大きくなりません。
5.真空管も4、5本換えてみましたが変わりませんでした。
6.各、電圧は12F・・F・・ACで230V  P・・ACで250V
 6Z−P1・・P・・DCで240V  SG・・DCで175V  K・・DCで13V
 6Z−DH3H P・・DCで70V  K・・DCで0V
 6D6  P・・DCで170V  SG・・DCで70V  K・・DCで0V
 6WC5 P・・で175V G2−4DCで80V  G5K・・0V
 でした。1FTや局部発信コアや、バリコンのネジを調整しても何も音が変わりません。
どのようにしたら、音が大きくなるのでしょうか。良きアドバイスをよろしくお願いいたします。
ご返事を楽しみにお待ちいたします。

テレビアン 4ペン 投稿者:内尾  投稿日: 7月15日(月)10時00分09秒

近藤さんおはようございます。
ホームページの画像更新されてますね、分解したシャーシ見ました。
ここまで穴が開けてあるとスーパーの方が良いのでしょうか?。
6ZP1の代わりに6G6Gを使うことをお奨めします。
@安い 新品が入手できる。
Aヒーター電流が少ない、他は電気的にほぼ同じ。
B外形がほぼ同じ
ヒーター巻線ですが、分解した時点で電圧を測っておいた方が無難です。
多分 後で巻たしたものでしょう、6.3V正規に有ればよいのですが。
4ペンの場合2.5V(58 57 47Bのヒーター用)と
12F用の5Vしかヒーター巻線は出ていないはずです。
尤も47Bのだけ バイアスの関係で独立している可能性はあります。
並4用だと1.5 2.5 5 5Vと出ているのですが。
それからB巻線の電圧も測定しておいた方が無難です、電磁型のSPの場合電圧が高いです。  


Re:変なラジオ 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月15日(月)08時23分29秒

内尾様、加藤様。アドバイスありがとうございました。その後調査しましたら、トランスは6.3Vと2.5Vの巻線は初めから有ったのか別々に出てました。58はソケットに刻印が有ったので、最初から使っていたみたいですが、他の球は一切不明です。出力管の変わり?に付いていた6Z−DH3Aはヒーター切れでした。ベースの半田不良かと思って付け直したのですが、やっぱり切れていました。ヒューズも電源プラグも整流管も付いていなかった事から、やはり飾りとして適当に不良真空管を挿しておいた物でしょう。修復は6.3V管で高一にした方がいいのかなぁ?って思ってます。ありがとうございました。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TELEVIAN.HTM


おおっ本物! 投稿者:TAKE  投稿日: 7月14日(日)16時22分37秒

山本様、写真ありがたく拝見させていただきました。12FK無いですか?と電気街に行っても
昔話を聞かせたりしてくれるだけでとにかく全然見たことが無かったので!すごいですね。

6ZDH3Aというのは、あの真ん中に刺さってる奴ですよね。よく知らない頃、適当にさしたら
間違っていて確かに、すごいスパークしまくりました。2回くらいやりましたが、でも壊れずに
動いております(笑)。

Re.助けて!!!  投稿者:内尾  投稿日: 7月14日(日)12時32分51秒

篠塚さん今日は
2600の故障ですか、この機械はチップ部品を使っているのでいやらしいです。
どの部品が無いから駄目と言ったとか、
巽さんの言われるようにカウンターの表示がどうなのか、
条件がもう少しわからないとなんともいえません。
2200や2800に比べ修理できないことが多いのは事実です。
でも最後は現物を見ないと正確にはわかりません。

Re.助けて!!! 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月14日(日)02時49分25秒

篠塚様
大変お困りのことでしょう。長年使ってきたものですと愛着もあることと思います。受信不能ということは、全くの無音状態でしょうか。デジタルカウンターに周波数表示は表示されてますか?内尾様、何とかなりますでしょうか。

助けて!!! 投稿者:篠塚 直行  投稿日: 7月13日(土)23時49分22秒

私はBCLを 長くやっていますが....簡単な 修理は 出来るのですが
専門的な 事が わかりません.
実は 長年愛用してました RF-2600がFMを 除いて受信不可能に なりました
近くの 電気屋に 修理に 出したのですが.見積もり料金のみ とられて 部品が
無いので修理不可能との事でした.
だれか このリグを 直していただけないでしょうか?
返事 お待ちしてます.

Re:ナショナルPS−53 投稿者:加藤  投稿日: 7月13日(土)22時58分33秒

加藤です。こんばんは。
16A3ですか?19A3ですよね???

19A3のPLなら20個ばかり欲しいのですが。

Re:ナショナルPS−53 投稿者:内尾  投稿日: 7月13日(土)18時50分32秒

加藤さん情報有難うございます。
そうですか、3.5Vに6.3Vですか、これは暗いですね。
ところで中途半端なPLを売っているところ見つけました。
16A3用のPLです。

Re:変なラジオ 投稿者:内尾  投稿日: 7月13日(土)18時48分05秒

近藤さん写真見せていただきました。
これはまさしく4ペン(高1のこと)ですね。
ヒーターは
@2.5Vの中点と5Vを接続して、6.3Vを作る。
A2.5Vの巻線に3.8V分の巻線を追加して利用。
Bトランスを全面的に巻きかえるか交換する。
C元が並四の場合 1.5V+5Vで6.3Vということも有ります。
回路を追いかけてよくとわかります。
写真で見る限り、トランスはオリジナルのようです。
ヒーター巻線を後で追加する方式かもしれません。
なおこの様な改造用に3WC5 3ZDH3Aなどが発売されていました。
どちらにしてもトランスの容量を無理した使い方になります。
すぐ火を噴くようなことは無いと思いますが、持ち主によく理解いただいて、
戦後の混乱期の参考資料として復活するのなら意味があるかもしれません。

これは購入してはいけないラジオです。
(部品取りの値段だったら別です)

ナショナルPS−53 投稿者:加藤  投稿日: 7月13日(土)15時58分12秒

こんにちは加藤です。

最近ナショナルPS−53を入手しました。
修理も出来まして、順調に動いています。

内尾さんも同機種を修理された様ですが、パイロットランプは6.3Vが正しいようです。
私のラジオには6.3Vが付いていましたし、回路図も6.3Vを使うように書いてありました。
ただし、トランスの電圧は回路図によると3.5Vです。
よって6.3Vの電球を電圧を下げて使い、長寿命をねらったと思われます。
暗いのですが・・・。

Re:変なラジオ 投稿者:加藤  投稿日: 7月13日(土)15時54分36秒

加藤です。
修理予定のラジオ、拝見いたしました。

確かに凄い状態ですね・・・私ならジャンクとして部品取りにしてしまうでしょう。
ここまで来ると、直すより作り直すといった感じでしょうか。
これは私の経験ですが、6ZP1のソケットに6ZDH3Aを挿すと、
6ZDH3Aの内部でスパークして壊れます。
6ZDH3Aが壊れていないといいのですが・・・。

Re:変なラジオ 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月13日(土)12時26分47秒

内尾様。レスありがとうございます。内部見ましたが、やはり6Z−P1あたりが付いていた様です。陰に隠れて整流管のソケットも有りました。写真をアップしておきました。修復方針はまだ未定です。有り難う御座いました。では。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TELEVIAN.HTM


Re:12F & 12FK  投稿者:内尾  投稿日: 7月13日(土)07時04分34秒

山本さん元箱入りのNEC12FKとは凄いですね。
写真も綺麗に取れています。
このように綺麗だと使うのが勿体無い感じがします。
12Kですが、小生のホームページの下記に有ります。
http://plaza3.mbn.or.jp/~radiokobo/tube/index.html
これも数が少ないです、すぐ80HKに変わったので。

Re:変なラジオ 投稿者:内尾  投稿日: 7月13日(土)06時58分56秒

おはようございます、近藤さん確かに変なラジオですね。
このようなラジオは骨董市で見かけても買わないので、修理経験は有りません。
買ってはいけないラジオに近いでしょうね。
真空管は無いと値切られるので、手持ちを適当に入れて売る骨董屋さんがいます。
6ZDH3Aが2本とは怪しいです、6ZP1みたいなのがついていた可能性があります。
58の件は確かに昔のラジオ名残でしょうが、あるいは上と同じ事かも?。
シャーシ内部の配線を確かめれば上記2つは確認できます。
トランスが交換されていれば全て6.3V管、古いトランスなら混合の可能性があります。
民間放送が開局した半世紀前、このような改造が流行しました。
近藤さんの修理は徹底的に分解して組みなおすので、どのように修理できるか楽しみです。
修理報告期待しています。
ただ作業は相当大変でしょう、
メーカー製5球スーパー修理の数倍の手間がかかる可能性があります。
修理する場合、元の回路を確認しながら、正しいかも判断した方が良いと思います。
この種の改造は、間違った配線になっていて、改造直後から動作していなかったものもあります。

12F & 12FK 投稿者:山本  投稿日: 7月13日(土)02時55分04秒

内尾さま、皆様こんばんは。
12FKの話題に乗せて下さい。
マツダ製には確か「12K」って型番の傍熱半波整流管があったような気がしたのですが・・・
どなたかご存知ないでしょうか?

リクエストが有りました(誰もしてないって!)NEC製12FKの画像アップしておきました。

http://users.hoops.ne.jp/yamamoto_r_ken/images/japanese/12FK.NEC.01.jpg


変なラジオ 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月12日(金)21時23分52秒

皆様、こんばんは。いつもお騒がせします。
さてさて、またラジオの修復を依頼されました。外見を見ると並四の様なので気軽に引き受けました。テレビアンの文字が見えます。ラジオが今日届きましたが中を見るとIFTが有るので、戦後もラジオを作り続けたテレビアンの5球スーパーかなって思ってました。よく球を見てみると4球しかありません。しかも6W−C5、UZ−58,6Z−DH3A,?です。おや、6D6の代わりに並四のなごりで2.5V管の58が有るのかなぁ?って見てましたが、最後の?は、文字が消えているのですが、どう見ても6Z−DH3Aなんです。あの特徴的な外観は他にはないですよね?何で?低周波2段増幅?じゃあ整流は?ダイオードなのかしら?まだシャーシー開けてませんから詳細わかりません。明日にでも写真撮ってHP載せたいと思います。このラジオはいったい何だったのでしょうか?前の欄の買っていけないラジオだったのでしょうね。修理を引き受けた手前上、悩んでます。これからもお世話になると思いますが、諸先輩のアドバイスをお願いします。その後のご報告は後ほどいたします。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


買ってはいけないラジオと購入してよかったラジオ 投稿者:内尾  投稿日: 7月11日(木)20時59分33秒

皆さん今日は
最近 戦前のラジオの修理依頼が有りました。
外観はどちらも綺麗なのですが、中身は全然違いました。
ナショナル4D−1 買ってはいけないラジオの代表
ツマミを接着したラジオは最低です、詐欺的修理方法です。
http://www.hoops.ne.jp/~radio110/repair2/4d-1.htm

ナショナルZ−1 3ペンラジオ 是非購入を勧めたいラジオ
http://www.hoops.ne.jp/~radio110/repair2/z-1.htm
外観はほとんど同じですが、中身が違います。
オリジナルの状態に復元できます。
なお4D−1が何故駄目かと言うと、
外観は綺麗なので高価、その割りにマニアの人気は有りません。
皆さんご参考に。

故障? 投稿者:mc  投稿日: 7月11日(木)00時36分20秒

今使っているCDラジカセに付いているラジオをつけると
最初は普通に聞こえてくるんですが、すぐにブツっと途切れてしまいます。
しかもAMだけ。FMは普通に聞けるんですが、これは故障したのでしょうか?
時々、ちょっとは音が入るんですが、すぐ駄目になります。

WEB記述の正確性 投稿者:内尾  投稿日: 7月 9日(火)08時40分07秒

おはようございます。
TAKEさん
WEBに書いてあることを全て信じてはいけません。
小生が彼方此方のホームページ見たところでも間違いは多いです。
歴史のある書店が発行した本や雑誌にも間違いはあります。
特にWEBは酷いです、
ラジオの歴史のような話は一度間違ったことを書くと増殖し、収拾がつかなくなります。
技術的な話は間違っても検証しやすいのですが。
自分なりに納得しながら読むのが良いでしょうね。

なお12FKは大手メーカーではナショナル NECしか生産しなかったようです。
この為 少ないです。
NECのものは見た記憶が無く、ナショナルが圧倒的に多いです。

(無題) 投稿者:TAKE  投稿日: 7月 8日(月)21時20分01秒

他の真空管を痛める云々はざーっと探しながら見かけたもので、探してみましたが見当たり
ませんでした。しかしケミコンを傷めるという記述は他にもありますね。こっちが正解なん
ですね。12FKに換えようと思ったのですが、なかなか売ってないですね。

デジカメ持っていますので、また123にそっくりのラジオの写真、自分のWEBにでもUPして
お知らせします。真空管が並んでボーっとオレンジ色に光って音の出てくる光景というのは、
最近はやりの「アンティーク風」では決して感じられない、なにか不思議な感動がありますね。

5900の修理 投稿者:内尾  投稿日: 7月 8日(月)19時20分18秒

皆さん今日は
5900の修理を依頼され挑戦しました。
@アンテナがポップアップしない
Aメーターが動かない
BAM を聞いている途中で、ガリガリと何回か音がした後聞こえなくなった。
中を開けて吃驚、凄い修理方法でした。
でも逆に勉強になりました。
その内 新ラジオ資料館にUPします。
とりあえずオークションに寄せてを更新しました。
出品者は出来るだけ正直に表示して欲しいです。
オークションに寄せては
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/1130/auctions/auctions.html
メーターの修理は今回は断線でした。
メーターの引っかかりも多いのですが、
断線もありますので、メータ不良の5900は避けた方が無難です。
なお5900は突然動作しなくなります、これは半導体不良が原因のことが多いです。
売主の責任では有りません。

12FKと12F 投稿者:内尾  投稿日: 7月 8日(月)08時49分44秒

おはようございます
12FKと12Fは電気特性は同じと言われています。
ただ立ち上がり時間が違いますので、電源投入時が問題です。
回路図に12FKと書かれているのは恐らく5球スーパーと思いますが、
6ZP1や42などは動作するまで十数秒かかりますが、12Fはすぐ立ち上がります。
出力管が働くまで通常の1.5倍くらいの電圧がケミコンにかかります。
(230Vで動作しているとすると一時的に350Vくらい)
12FK用に設計されたラジオではこれが厳しいわけです。
出来れば12FKの方が望ましいでしょう。
12Fを使う場合、コンデンサーの耐圧に注意したらよいでしょう。

なお他の真空管を傷める云々は何処のURLに書かれていますか?。
前後の文章の関係もあると思うので確認します。


古いラジオが2台 投稿者:TAKE  投稿日: 7月 7日(日)23時01分20秒

拝見しました、確かに同じナナオラの国策2号型ですね。デザインは全然違い、123型
そっくりなので、もっと後の分ということなのでしょうね。
つまみが足りないとか、SPのネットが破れているとか細かいところでまだ問題があるのですが、
とりあえず鳴っているのであきらめています(笑)。他にも、修理している時に抵抗の値が
テスターで測ると表記と全然違うので実に不思議だったのですがこちらのサイトを読んで
謎が解けました。

質問なのですが、ナショナルの回路図に12FKとあるラジオには12Fがささっていたの
ですが、ネットで調べたところ特性の違う真空管なので他の真空管をいためる可能性がある
と書かれていたのですがすぐに取り替えた方が良いのでしょうか? それ以外にも、使っている
と豆電球の熱でケースが焦げてくるという怖いラジオです。

Re:古いラジオ持ってます 投稿者:内尾  投稿日: 7月 7日(日)16時26分49秒

TAKE さん書き込み有難うございます。
国策2号型をお持ちだそうですが、広告によると下記のような外観です。
http://www.hoops.ne.jp/~radio110/siryou/14.html
でも製造時期によっては123と同じデザインのものが有るかもしれません。
結構このデザインは流行っていたようです。
時期的には国策型の方が早いのですが。

読み中 投稿者:TAKE  投稿日: 7月 7日(日)04時33分12秒

何でも載ってますね!
そうです、僕のは57−56−12A−12F でした。

もう一つ、その後祖母の家に遊びに行ったら物置で捨てる直前のラジオがあって、そちらは
何もしなくともそのまま鳴りました..もったいないもったいない。後の時代の製品の方が
信頼性は上がってるみたいですね。ナショナル製型番不明で回路図は6WC5−UZ6D6−6ZDH3A−6ZP1−12FKです。

古いラジオ持ってます 投稿者:TAKE  投稿日: 7月 7日(日)04時18分01秒

こんにちは、昔の真空管ラジオに関して、こんな詳しいサイトがあるのを発見してびっくり
しています。すごいです。
僕も高校時代(10年位前ですが)に、通学途中に足踏みオルガンやなにか良く分からない
戦前のガラクタが道端に大量に捨ててあるのをみて、僕らの世代はなんでも木製のレトロさが
新鮮に見えるので、その中で手にもって歩ける大きさだったラジオらしきものを抱えて帰り
ました。電車の中でかなり変な目で見られましたよ。
持って帰って鳴らそうとしたのですが鳴りません。こういうサイトが当時無かったので何が
悪いのかさっぱりわかりません。中の真空管が無いらしいと分かって、ソケットに書いて
ある番号通りのを日本橋で探して揃えて挿したのですが今度はブーンというすごい音がでるばか
りでそのうち12F真空管からすごい匂いと青色の光と熱、これはやばいと思って切れば収まる、
それを繰り返しているうちに嫌になってしまいました。それで放っていたのですが、親戚のおじさんが電源につながっているコンデンサーを換えたら直るかもと言うので、またまた日本橋でテキトーに揃えて(種類や規格がよく分からない)、つないでみた所、見事鳴りました!
あの瞬間の感激は忘れられません。音質はSPのせいかどうも固くてレンジが狭いのですが、古い
わりに意外と性能もよく、十分現役として使えるので驚きました。木製のラジオが部屋にあって
しっかり鳴っている、ずい分幸せな気分ですよね。ここのHPの放送局123型という写真を
みて驚きました!そっくりですよ。機種は123型ではなく、国策二号型、ナナオラとなって
います。
またこれからじっくり各ページを読ませていただきます。

http://homepage1.nifty.com/~take/index.html


銀色のメッキ風仕上 投稿者:内尾  投稿日: 7月 5日(金)12時10分56秒

近藤さん
確かにこれは綺麗ですね、それにキャビネット前面のサランネットの張替えも大変だったでしょう。
まず同じような布を見つけるのも大変ですね。
この辺のノウハウをホームページにUPしていただけると参考になります。
同じような模様の布が無いし、あっても色が!。
紅茶で染めると良いとか言う話もあるのですが?。

RE:5球スーパーの同調範囲 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月 5日(金)08時38分52秒

内尾様。度重なるアドバイスありがとうございました。シャーシーの塗装は、銀色のメッキ風仕上げ用のスプレーでやりました。見た目は新しいアルミシャーシーみたいに仕上がり、最近はすべてこれで塗装してます。パディングコンデンサーは固定の様でした。もう少し調べてみます。ありがとうございました。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


Re:ラジオがほしい 投稿者:巽 利郎  投稿日: 7月 4日(木)21時32分05秒

加賀谷さん今晩は。
アンテナにこだわられて、鉄骨住宅ということは、電波が通りにくい環境ということでしょうか。内尾様が言われるように、アンテナ端子はトランジスタラジオの場合、あまり意味は持たないと思います(MWに限ってですが)。
1.電波の受かりやすい方向にバーアンテナを向ける方向(実際はラジオ本体ごとまわすのが大半ですが)を変えてみる。
2.部屋の中で電波の受かりやすい場所を探してラジオを持ってうろうろする。
3.最後の手段で、ラジオをコンセントの近くに置く(電灯線はアンテナと同じく、電波をのせてきます。しかし、多くの場合、家電製品の雑音ものせてきますので、ひどい場合は却下ですね)

最後に、言われている、自動車ラジオですが、良いアンテナをつければ非常に高性能です。子供の頃、もらった自動車ラジオをバッテリーにつないで遊んだことがありましたが、驚くほど聞こえます。改造できれば、12Vの電源アダプターを組み合わせて、外部アンテナなら安定すると思いますが、鉄むき出しのボディを収める方法を考えないといけませんね。自動車のアンテナごと持ってくるのは、ほんとにジャンクやさん状態ですし。(^_^)


Re:ラジオがほしい 投稿者:内尾  投稿日: 7月 4日(木)20時27分09秒

加賀谷さんようこそ


MWを聞くのであれば、意外とアンテナ端子は効果が少ないと思います。
例えばソニー5800 5900 松下2200などでもアンテナ端子はありますが、
どちらかと言うとSWやFM用です。
効果が0とは言いません、回路的に多少効いて来ます。
回路的にはバーアンテナに近いところにアンテナ線を巻きつけたほうが効果が有りそうです。

どうもこの辺の知識は無いので、皆さんよろしく。
なおアンテナが付けられるラジオはMWの場合 自動車ラジオが正解かも知れません。

RE:5球スーパーの同調範囲  投稿者:内尾  投稿日: 7月 4日(木)20時14分38秒

近藤さん今晩は
これはOSCのパディングコンデンサーが無い(ショートと同じ意味)為です。
420PF前後(380〜430)の円筒形のコンデンサーが付いていませんでしたか?。
局発は受信周波数より455Kc高い990〜2060Kcを発振します。
周波数比で2.1倍になります。
これをカバーするにはVCは二乗の4.3倍程度の変化範囲が必要です。
実際は上下に余裕が必要なので、これは5倍近くになります。
一方ANT側は約10倍の変化範囲が必要です。
430PFのVCは浮遊容量を含めて10倍の変化範囲になっています。
このままではOSC側は変化範囲が広すぎるのでパディングコンデンサーを入れて調整するのです。
パディングコンデンサーが無い場合は親子バリコンを使った時です。
子の方が容量を小さくして、変化範囲が4.3(5)倍程度になっているのです。
コアつきのものはパディングコンデンサーが固定の場合か、親子バリコンの時に使われます。

ところでシャーシも綺麗ですが、塗料は銀色ですか?。

ラジオがほしい「 投稿者:加賀谷 順  投稿日: 7月 4日(木)18時05分19秒

 始めまして。 室内で聞こえるラジオが欲しいです。紹介して下さい。外部にアンテナ取り付けられる環境です。建物は、鉄骨二階建てです。自動車用ラジオの改造品でもよいです。

RE:5球スーパーの同調範囲 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月 4日(木)15時35分18秒

内尾様。早速のご教授ありがとうございました。OSCコイルはミュー調整型なんでパディングコンデンサーはありませんでした。疑うとすればANTコイルよりOSCコイル側ですかね。ありがとうございました。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


5球スーパーの同調範囲  投稿者:内尾  投稿日: 7月 4日(木)14時19分03秒

近藤さん今日は
マグネチックスピーカーの巻き直しのアイデア有り難うございます。
確かに50gでは700mくらいあるので、3個巻けますね。
コーン紙は以前 沢山在庫がありました。
そのうち出てくるでしょう。

5球スーパーの同調範囲が広いとの事ですが、
それにしても修復はすばらしいですね、感心しました。
コイルの写真が写っているともう少しわかるのですが。

@発振コイルが規格と違う。
測定器が無いと確認し難いと思いますが、
一般に発振コイルはアンテナコイルの半分程度のインダクタンスです、
工夫をして確認してみては如何ですか。
アンテナコイルと発振コイルの関係は下記を参考にしてください。
八欧の5球スーパーの場合 430PFのバリコンが使われているはずです。
http://plaza3.mbn.or.jp/~radiokobo/tube-radio/jisaku.html

Aパディングコンデンサーの容量がおかしい、もしかしてショートしている。
が考えられます。
この場合、低い周波数まで受信できます。

マグネチックスピーカーのコイル 投稿者:近藤 康夫  投稿日: 7月 4日(木)12時42分49秒

皆様こんにちは。自分はM/SPを4個巻き直しましたが、磁石を広げるのは6mm×20mmのビスナットを磁石の間に入れてネジを広げるだけで簡単に開きます。お金も工夫もいりません。あと50gの線で、ちょうど3個巻けました。内田ラジオのコーン紙を買いに行ったのですが、現在行方不明だそうです。捜しておくって言ってましたが、どなたか在庫出てきたら教えて頂ければ幸いです。コイルが無事でコーン紙が破れているのが1個あるので。
あと別件ですが、八欧の5球スーパー修復しましたが、受信周波数範囲がやたらと広くなってます。一度修理の痕がみられますが、コイルが交換されてしまったと考えていいでしょうか?いくら調整してもダイヤル目盛りが合いません。

http://www3.justnet.ne.jp/~y_kondo/TRADIO.HTM


BCLラジオ博物館1更新しました 投稿者:内尾  投稿日: 7月 3日(水)08時36分38秒

おはようございます。
BCLラジオ博物館を作って満2年になりますので、記載内容の見直しをしました。
発売時期 定価 仕様など間違いに気づきましたらお知らせください。
http://plaza3.mbn.or.jp/~radiokobo/bcl.html
  

  

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